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TA-TAの旅日記

2017
年 イギリス旅行


イギリスのコッツウォルズ地方をドライブしてみたい、ということで行ってきました。



811日(金曜)

羽田発の便に乗り、ヒースロー空港夕方着
ヒースロー空港からタクシーでパディントン駅のすぐそばのホテルまで移動

翌日パディントン駅からオックスフォード駅まで列車で移動する予定としていましたが、時間が決まっている列車のチケットは日本でオンラインで購入した方が絶対確実、しかもかなりお得、ということで、オンラインで予約済。しかし、それをパディントン駅の自動販売機で発券するのはかなりハードル高く、どうしてもわかりません。結局あちこち聞きまくり、駅の係員に出してもらいました。まあ日本でも切符の自販機はハードル高いですからね。。。それでもなんとか列車のチケットを手に入れてほっとしました。



812日(土曜)晴れ時々曇り

時差ボケで朝早く目が覚めたこともあり、6時からパディントン駅周辺を散歩


パディントン駅の1番線にはガイドブックにあったとおり、パディントンベアの像が。




駅のすぐそばにはセントメアリー病院という大きくて歴史がありそうな病院があり、あとで調べたら、キャサリン妃が出産した病院でした。


8
50分パディントン駅発、オックスフォード駅行きに乗車(Fast trainというまあ、特急電車ですね)1時間でオックスフォードへ着き(ちょうど土曜日だったので通勤には関係なくよかった)、Hertzレンタカーへ

これもすでにオンラインで予約してあるので、受け付けはいたってスムース。
日本と比べあまりに簡単なチェックのみ。行き先をナビに入れてもらい早速出発、、、



したのですが、アラームが点灯。どうやらボンネットがしまっていない、ということのよう。
ボンネットを思い切り押してもだめ。ボンネットをあけてしめればよいと思われたのですが、ボンネットをあけるレバーがみつけられず、やむなく
Herz営業所へ逆戻り。


係りのお兄ちゃんが、じゃ、ちょっと乗ってくる、と車にのってしばらく周辺を乗り回していたようだが、やはりアラームを消せず。結局整備のおじさんに頼んでボンネットをあけてもらい(なーんだ、こんなところに、というところにありました)閉めなおしたらようやくアラーム消滅(お兄ちゃん、まったく役に立っていない。。)。


さあ、いよいよ出発、と走りはじめましたが、今度は途中でナビが作動しなくなるアクシデント。エンジンを切って再起動も試みましたが復活せず。しかも自分たちが今どこにいるかもわからなくなってしまって。。(イギリスは交差点がラウンドアバウトという方式なので、どちらへまがったのか、方向がよくわからなくなる)


そこで、登場したのがMr.K様から借りたWifi ルーター!google mapで自分たちの居場所を特定。なんとかHerz営業所へ戻ることができました。(あー、よかった!!マジでどうなることかと思いました)


Hertzでは、“あ、たまにね、そういうことがあるんだ、”と軽い調子。別の車を!とお願いしましたが、“ヨーロッパはね、あまりカーナビ搭載車はないんだよ”とのこと。“どうしてもカーナビはいる!!”、といったら、じゃあこれを、と言って貸してくれたのはポータブルのカーナビゲーション、トムトム。(ちなみに、最初から“トムトムはどう?”といわれてもなんだか全くわからない。トムトム??という感じでした)。ヨーロッパでは備え付けのカーナビは盗難にあったりすることが多いので、持ち運びできるトムトムがあるよう。


トムトムを借りて、いよいよ走り出そうとしたら、車のカーナビが復活!。。。まあこんなものです。ここまでで車を借りてから1時間以上も経過してしまいました。

気を取り直して、いよいよドライブ開始



*コッツウォルズ地方は、ロンドンから2時間ほどでたどり着くことができる「英国で最も美しい村々」といわれたところです。

東京都とほぼ同じ広さの中におよそ
100の村や町が点在している、緩やかで広大な丘陵地帯です。

昔ローマ軍が軍隊のために道路などを整備し、それが今の主要幹線道路となっているそうです。

14
16世紀には、羊毛産業で潤沢な資産がもたらされましたが、産業革命以降、急速に時代に取り残されました。しかし、そのことで、鉄道網からも逃れ、数百年前の田園風景が保たれることになったのだそうです。

19世紀になってから、ときの文化人たち、なかでも英国を代表するデザイナー、ウィリアム・モリスが、バイブリーを「この世で最も美しい村」と賞賛し、コッツウォルズに広がる田園風景は一気に有名になりました。
今では英国人たちが「老後に最も暮らしたい場所」として一番に挙げるほど、この地は桃源郷として現代に蘇ったのだそうです。もちろん今や観光客、たくさん、です。




まずは



@    Burford  バーフォード

蜂蜜色、と称される可愛らしい家がならび、お店もたくさん、、、なのですが、お昼頃に着いたせいかものすごい混雑で車を停めるのが一苦労。縦列駐車の腕がためされます。



どこのお店もいっぱいでしたが、パキスタン料理の店、だけは誰もいない。
そこで大変美味しいトマトチキンカレーをゆっくり食べてようやくちょっと落ち着き、ちょっと買い物をして次の村へ




A   Chastleton チャスルトン

できるだけ人が少ないところを、ということでややマイナーなところへ。
400年ほど前の羊毛商の大邸宅、チャスルトンハウスへ。まわりは緑でいっぱいです。





B   Chipping Camden チッピングカムデン 今晩の宿泊地チッピングカムデンに到着

中心には1627年に建造された市場があります。いろいろなものが売り買いされたのでしょうね。







813日(日曜)晴れ

素晴らしいお天気になりました!

ということで、朝1番で出発



C    Borton on the water ボートン・オン・ザ・ウオーター 9時頃

村の中央に川がながれており、リトル・ベニスの愛称で親しまれている、大変に人気のスポット。




朝一番だったため、まだ人が少なく、橋のそばに車を止めてゆっくり散歩できた。
(そのあとすぐにツアー客が続々。。。、)




D    Bibury バイブリー

由緒あるスワン・ホテルと鱒(ます)の養殖場のほかには、小さな店とパブがあるのみ。




とても地味な村なのですが、ウイリアム・モリスがイギリス1美しい村、と評したため有名で、ここでもたくさんの日本人観光客が。。



E    Painswick ペンズウイック 11時頃

あまり人がいないところへ、ということで、大型バスが入れない、ツアーはほとんど寄らない場所へ移動。
途中、羊がたくさんみられます。

17-18世紀に栄えた村。別名「コッツウォルズの女王」とも呼ばれている、美しい静かな場所です。
なぜか最後の
1本がどうしても育たないという、99本のイチイの木がある セント・メアリー教会。





この近くのパブでチキンシチューのような昼食をとりました(いつもイモがいっぱいついてくる・・)




F   Broadway ブロードウエイ

Broadway tower

ブロードウェー村より1マイル(1.6km)ほど南東に位置する建築物(フォリー)。



昼食でおなかがいっぱいになったため、あえてタワーの手前の駐車場に車をとめて20分ほど歩いてタワーまで行く。タワーに登る料金は一人5ポンド。タワーの上からはゆったりした景色が広がります。シカや羊も、たくさん




G    Hidcote Manor Garden ヒドコート・マナー・ガーデン

チッピングカムデン近くにあるコテージガーデン。
素晴らしい庭でしたが、だんだん疲れてきて、、。





ホテルに戻り、周辺をちょっと散歩。昨日は人がいっぱいで入れなかった、有名なパブ、ノエル アームスというところで、ビールを1杯ずつ



814日(月曜)曇り時々雨

予定ではそのままオックスフォードでレンタカーを返してロンドンに向かうつもりでしたが、ガイドブックをみていたらオックスフォードに寄ってみたくなり、急きょ変更。

スーツケースと車をどうしよう?

テロ対策のため駅にはロッカーはなし。また、オックスフォードは駐車場を見つけるのは極めて困難、ということで、スーツケースを車に入れたまま、オックスフォード郊外の大きな駐車場に止めてバスで市内へ入る、という、Park&Rideを利用(こういう情報をすぐ手に入れられるのでインターネットは本当に便利)いいシステムだな、と思いました。



Oxford オックスフォード

Crist Church クライスト・チャーチへ

オクスフォード大学のカレッジ(オクスフォード・チャーチ・カレッジ)と英国国教会の両方がある場所。
映画ハリーポッターにも使用され、オクスフォード一の観光スポット



ハリーポッターの食堂シーンとして使われた食堂には実際に食器が。。



その後オックスフォードをぶらぶら。たくさんのカレッジがあって、落ち着いた雰囲気のとても素敵な街でした。

昼食はカバード・マーケットという、いろいろなお店がひしめき合うマーケットへ

Sasis Thai Restaurantというタイ料理のお店でカレー(グリーンカレーがとても美味しかった、、あ、またカレー!)

M
はこの中のThe Collector’s Companyというおもちゃの店で飛行機のモデルを2機購入し、ご満悦

再びバスで郊外の駐車場へ。車をHertzに返却し、オックスフォード駅からパディントン駅まで列車で移動(今度は自動販売機で当日券。親切な元、駅員さん、という方が購入方法を親切に教えてくれました。やはり自販機での購入は難しい)

宿泊場所はウェストミンスター



815日(火曜)晴れ時々曇り

バッキンガム宮殿そばのホテルだったので有名どころをぼちぼち散歩。

しかし、ロンドンでは、ここだけは行きたい!ということで、ホテルすぐそばの
St.James Park駅から地下鉄にのってシャーロック・ホームズ博物館へ(OysterカードというSuicaのようなものを使用する)。Baker street駅で下車してすぐ



すでに人が並んでいる(9時半開場)20分ほど待って中へ




すごく古い建物なので、一度に入れる人数を制限しています。




見終わった後売店へ。ここも人がいっぱい!(しかも入場券を買うのもここ。遅くなると入場券を買うのも大変)でもまあ、行けただけで満足、でありました。


そのあとはウェストミンスター寺院をみたり、ビッグベンを眺めたり、、、と相変わらず徒歩でぶらぶら。
ただし、人の集まる太い道路は避けましょう、のコンセプトで行動。


ゆるゆると観光し、
ロンドン、ヒースロー空港を19時過ぎにたったのでした。



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