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ありがとう 豊山亮太関




先日の旅行の時のことです。

那覇空港に到着して、スマホのメールを開けたら、

こんなのが届いていました。







そんな気がしていました。


それは、その前日の千秋楽の取り組み後の様子からです。



【負けて、こんな表情をしたことはありませんでした @NHKより】




花道を引き揚げるときも、この笑顔を見せていました。

もしかするとと思い、とても気になりました。



そんな矢先の、新潟日報からの引退メールでした。



【最近すっかりご無沙汰だった 手作りくす玉】




大相撲は、午後6時に終わりますので、現職の時は、見ることがほとんどなかったです。


せいぜい、栃尾出身の「駒桜」がFさんの教え子だったという縁で、

同部屋の大乃国関を応援したり、

新潟小学校出身の元十両「南 大地関」を気にかけたりしていたくらいです。



退職後は、「小柳亮太」が所要4場所で十両に昇進したことから、

テレビで応援するようになりました。



2017年8月3日 夏巡業新発田場所がありました。

初めて巡業を見て、本番の大相撲を見てみたいと思うようになりました。






そんなわけで、次のように観戦に行ってきました。

6勝7敗1不戦敗でした。



2017.09.14 5日目 西15  大翔丸 ● 突き落とし

2017.11.13 2日目 十両西3 竜電 ○ 押し倒し

2018.09.13 5日目 東2   豪栄道 ■ 不戦敗

2018.09.21 13日目 東2   勢 ○ 突き落とし

2018.11.13 3日目 西10  佐田の海 ● 寄り切り

2019.01.17 5日目 東14 千代翔馬 ● 肩透かし

2019.03.20 11日目 西16  矢後  ● 叩き込み

2019.05.13 2日目 十両東5 琴勇輝 ○ 押し出し

2019.07.10 4日目 十両西3 徳勝龍 ● 突き落とし

2019.09.19 12日目 東16  千代翔馬 ○ 引っ掛け

2019.11.13 4日目 西9  佐田の海  ● 寄り切り

2019.11.14 5日目 西9   松鳳山  ○ 突き出し

2020.01.15 4日目 西9   碧山   ○ 押し出し

2022.07.14 5日目 東16   照強   ● 下手投げ



2018年の秋場所から2019年の九州場所まで、

8場所連続、大相撲に行っていたことになります。

熱の入れようがすごかったことが分かります。


勝っては喜び、ビールで乾杯

負けては悔しがり、ビールで反省会

楽しい時間を過ごしました。









時津風部屋は、双葉山が開設した相撲部屋です。

その教えは、「真っ向勝負」です。


立ち会いで変化せず、

対戦相手と真正面からぶつかり合うという取り口です。



豊山関も、あと1勝で小結になれそうな時がありました。

2020年3月場所です。

東前頭3枚目でした。

しかし、すべて真っ向勝負で戦い、8勝7敗でした。

番付は、自己最高の西前頭筆頭となりました。

あと1勝していれば。小結でした。

もし、立ち会い変化していれば、9勝6敗で小結になっていたでしょう。

しかし、そこに時津風部屋所属の力士としてのプライド、

大名跡、「豊山」を継ぐ、魂が込められていたように思います。

誠に、天晴れです。




対戦相手も、立ち会いでの変化がないことを知っていますから、

まともに、全力で当たってきます。

それに耐えられるだけの、肘では無くなったのでしょう。

この引退は、必然だったのかもしれません。




兄弟子の豊ノ島関が引退した時に

「一度も立ち会いで変化しなかったことが誇りです」と言っていました。


正代関も変化しません。

そして、豊山関も変化しませんでした。



正攻法で戦い抜いた、見事な相撲ぷっりでした。

万雷の拍手を送りたいと思います。



【豊山ロスを心配したmomoが作ってくれました】





勇気と感動をたくさん頂きました。


ありがとう 豊山亮太関



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