
日本国最西端への旅 その4 2022.11.28〜30
予定していた時刻よりも、1時間半ほど早く
ガソリンを満タンにして、与那国ホンダに戻りました。
参考までに、レギュラーガソリン、1リッター202円でした。
【島のバイク屋さんは、レンタカー屋さんを兼ねていることが多いです @パンフレットより】

空港まで送ってもらう途中で、
従業員(多分お店の奥さん)から、気になる情報をもらいました。
「お客さんが乗るひとつ前の飛行機が、遅れています。予約している飛行機も多分遅れるので、
できれば、ひとつ前の飛行機に変更してもらった方がいいですよ。」
(今思えば、この一言が重要なキーワードでした。)
空港のカウンターに着くと、16:30の便が、約1時間半ほど遅れるそうです。
我々が乗る18:50の便も、玉突きによって、同じくらい遅れるとのことでした。
レンタカー屋さんのアドバイスに従って、ひとつ前の便に変更できないか尋ねました。
ひとつ前の便は満席(定員50名)なので、変更できないということでした。
「すみませんね」ということで、一人1,000円の「ごめんなさい料」を頂きました。
この日の予定は、次の通りです。
与那国空港18:50(RAC748)
↓
石垣空港19:55(RAC708)
↓
那覇空港20:55到着
RAC748は石垣空港到着後、RAC708として那覇空港に向かいます。
那覇に予約してあるホテルに事情を話して、
チェックインが2時間ほど遅れる旨を連絡しました。
まあ、ゆっくりとビールでも飲みながら待つことにしようかと
与那国空港唯一のレストランに向かいました。
【17:00開店の予定でしたが、フライト変更により、開店を見合わせているようです @空港パンフレットより】

そうこうして待っていると、RAC係員さんが、
「ひとつ前の便に変更できますが」と言ってきました。
どうやらキャンセルがあったようです。
私たちが変更依頼の一番乗りだったから、
声をかけてくれたのでしょう。
ただし、石垣空港から那覇空港までは、
与那国島をこのあと出発する飛行機を使うので、
石垣空港で待つことになるとのことでした。
食堂も閉まっている与那国空港よりも、
フードコートのある石垣空港で待った方がいいに決まっています。
こうして、2時間遅れのRAC746便に乗って、
19:10に石垣空港に到着しました。
フードコートは、19:30までの営業だそうです。
ギリギリセーフ
せっかくだからということで、石垣牛のステーキ丼とカルビ丼
そして、お約束のオリオンビールを頂き、ゆったりまったりしていました。
【ここで夕食がとれて幸せでしたが・・・ @空港パンフレットより】

【フードコートになっています @空港パンフレットより】

「あと、2時間ほどの待ち時間か」などと考えていると、
こんなメールが届きました。
【一瞬目を疑いました えぇっ!?】

すぐに、JALカウンターに行くと、もう何人かの人が並んでいました。
「朝一番8:55の便は、満席です。11:30の便なら取れます。」
「新潟への乗り継ぎがあるので、11:30では遅いです。ANAに振替ができませんか。」
「振替はできますが、ご自分でANAの予約を取って頂くことになります。」
「9:10のANA1764の予約が取れました。」
「予約番号を教えてください。このチケットを持って、明日ANAカウンターで手続きをしてください。
これはお詫びのしるしです。」
【一人20,000円也のカードです】

JALカウンターでの手続きは、ここまでです。
那覇のホテルに事情を話して、キャンセルしました。
何と、キャンセル料は無料ということです。
よくあることなのでしょうか。
きっと、飛行機遅延→飛行機欠航と、
手順を踏んで、連絡をしたからではないかと、思っています。
次は、今夜の宿探しです。
どうにか、コンフォートホテル石垣島の予約が取れました。
【昨夜泊まったインターコンチネンタルホテルの隣です 値段は1/3 @ホームページより】

タクシーに乗って、コンフォートホテル石垣島に向かいました。
運転手さんに事情を話すと、
「飛行機の欠航で、日帰りで与那国島に行った10名ほどの団体さんが、
島から帰れなくなったそうです。
与那国島には、今日空室のある宿がないし、
食堂も閉まっているので、困っているようですよ。
公民館に頼んで、泊めてもらうように、手続きをしているそうです。
お客さんは、運が良かったですね。
それに、一人20,000円もらえて。」
確かに、結果的にラッキーだったかもしれません。
本当は、「ごめんなさい料」を含めて、二人で、42,000円の返金でした。
JALに支払った航空運賃が、46,480円でしたから、
タクシー代など、余計な出費を含めても、
石垣→与那国→石垣→那覇が、
二人で、10,000円程度で移動できたわけです。
それよりも何よりも、今頃、宿もなく食事もなく、
与那国島に取り残されていたのかもしれません。
レンタカー屋さんのアドバイスに、感謝感謝です。
こうして、この旅最大の危機も、結果オーライで終えることができました。
11月30日の午前中は、那覇市おもろまちにある、
沖縄県立博物館を見学しました。

3時間半後、30°近い沖縄から、10°近い新潟に着きましたとさ。
めでたし めでたし
おしまい
後 日 談 1
「Dr.コトー診療所」ですが、12月16日の新作映画公開に向けて、
フジテレビの深夜時間帯や、FOD(オンデマンド)で、
公開中でした。
FODで、無料で見ています。はまってしまいました。
後 日 談 2
RAC(琉球エアコミューター;JALグループ)からANAの変更がありがたかったです。
最近多くなっているLCC(格安航空会社)では、他社振替は行わないそうです。
Kの場合、基本ANAですので、今回の振替によって、マイレージもANAに加算されました。
また、預け入れ荷物もスムーズに新潟まで到着しました。
那覇空港で、RAC→ANAの荷物引き渡しになった場合、乗り換え時間にも余裕が必要なようです。
実際、RACの11:30の便も、荒天により遅れが出ていたようで、
荷物だけ届かないという、「カモメ食堂のマサコさんのスーツケース」になるところでした。
「日程がタイトな旅行は、LCCを使わない」という教訓を頂きました。
