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日本国最西端への旅 その3
 2022.11.28〜30



さて、「Dr.コトー診療所」については、全く知らなかったのですが、

まあ行ってみるか、という感じでたどり着きました。



【古ぼけた志木那島診療所が見えてきました 左側に廃船が半分だけ写っています】







受付には、誰もいませんでしたが、入場料一人300円を払って中に入ります。



【おっと、入場料ではなく、診察券代でした】




【待合室】




【待合室の扇風機 古ぼけた感じがよくでています】




【受付 その右が診察室 「コトー先生 失礼しまーす」】




【診察室に、コトー先生はいませんでした 往診にでも出たのでしょうか】




【診察室にあったのは、旗と自転車と2006年シーズンのポスターだけでした】




【海側の病室 2床】




処置室は、物置になっていました。



【外は、美しい海が広がっていました】




【ドラマでは、左手の砂浜に、廃船が突き刺さっていました あとで知ったことですが・・・】




事前にドラマを見ていれば、もっといろいろな角度から見ることができたのでしょうが。

まあ、このくらいにして、診療所をあとにしました。



一周27qほどの小さな島です。

何回か同じようなところを通って、

いろいろなところに行ってみました。




与那国島の暗い歴史です。

人頭税の苦しさから、人減らしのために、

妊婦を飛び越えさせたという久部良バリ







【幅3〜5メートルもある割れ目を、妊婦さんに飛び越えさせていたという】




想像を絶する悲劇です。

この脇に、小さなお地蔵様が祀られていました。

静かに手を合わせて、ここをあとにしました。






すぐ脇には、こんなところもありました。








昔、与那国島は、女酋長が治めていたそうです。



【この先も洞窟になっています ここに、女酋長が住んでいたとか】




【ここからは、町役場のある祖納集落がよく見えます 統治するには、絶好の場所です】




そういえば、祖納地区には、

「女酋長」というスナックらしいお店がありました。

「何だかぼったくられそうだな」と思っていましたが、

歴史を知らない愚かなKであったことを恥じました。




こうして、無事与那国島巡検を終えようとしていましたが、

ここから、この旅最大の危機が待っていようとは、

誰も知りませんでした。





つづく


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