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ぶらりウィーンの旅
 2019.3.7〜12



その3


3月9日(土)

 ゆっくりとホテルバイキングの朝食をいただいた。何だかあちこちから日本語が聞こえてくる。
 このシーズン、卒業旅行の女子学生が多いようだ。


 地下鉄に乗って、シェーンブルン宮殿に向かった。



【シェーンブルン宮殿の正面広場  まだ朝早いせいか、人がまばらである。】




 今回の目的は、庭園の向こうにある「グロリエッテ」に行くこと。

 宮殿の右脇を通って、庭園に出る。ここまでは、入園無料。



【手前がネプチューンの泉 その向こうにグロリエッテが見える。】




 坂道を上ると、グロリエッテが近づいてきた。



【映画「会議は踊る」にも、象徴的なシーンで登場したグロリエッテ。】




 振り返ると、



【庭園の向こうにマリアテレージアイエローのシェーンブル宮殿が、右奥にシュテファン大聖堂が見える。】




【冬期間は、無料でグロリエッテ内に入ることができる。】




 Fさんのご要望に応えて、グロリエッテ内にあるカフェに入った。すると、何だか様子違う。どうやら、どこぞのホテルの朝食バイキングの会場になっていたようだ。この付近にはホテルらしいのはないのだが・・・。


 ということで、カフェはあきらめて、ベートーヴェンゆかりの地、ハイリゲンシュタットに向かうことにした。



 地下鉄、バスと乗り換えて、ハイリゲンシュタット遺書の家に行った。



【小さな博物館になっているベートーヴェンハウス ハイリゲンシュタット遺書の家】




【中庭で悩むBとK】




【こっちが有名な絵】




【絵を引き出すと、それにあった交響曲第6番田園のフレーズが流れてくる。】




【難聴を補う、大きな補聴器がついたピアノ】




【遺書と思われる拡大コピーと補聴器】




【フロイデとゲッテルフンケンの椅子  重苦しい雰囲気を歓喜の歌声で和らげてくれた。】




【ハイリゲンシュタットの町 小さなアップダウンがあり、向こう側には、ぶどう畑が見える。】




【ベートーヴェンの散歩道】






 辺りは、高級住宅街になっているが、かろうじて当時の雰囲気が残っているという。

 200年以上前の時代に思いをはせて、静かな道を散策した。




つづく

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