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ぶらりウィーンの旅
 2019.3.7〜12



その1


 いつかはウィーンをゆっくり旅したいと考えていた。先回の訪問は団体ツアーの参加で、夕方着いて、翌日の昼過ぎにはもう次の都市に向かうという、ただ訪れただけという旅だった。


 ANAが、2019年2月17日から、羽田−ウィーン直行便を運航し始めた。これはいいということで、早速チケットを購入した。エコノミークラス往復運賃が、何と一人90,000円。これに、空港税や燃油サーチャージなどの諸経費が36,460円で、合計126,480円也

 こうして、ぶらりウィーン旅の計画が始まったのが、2018年の年末であった。


 航空券の次は、ホテルの確保である。

 ドナウ川のほとりにある「ヒルトン ヴィエナ ドナウ」に予約を入れた。直前までキャンセル無料ということで、まずは確保ということにした。

 しかし、市内観光の大筋が見えてきた段階で、市内中心部のホテルがいいのではないかと考えるようになった。
 そこで、「ヒルトン ヴィエンナ」に変更した。

 ウィーン空港から市内への移動方法を調べたり、市内移動の方法などを調べたりして、旅の気分を盛り上げていった。Fさんの担当は、もっぱら食事やお菓子の調査であった。



2019年3月7日(木)

 18:00にタクシーを呼んで、新潟駅に向かった。18:56の新幹線に乗り、羽田空港国際線ターミナルに着いたのは、21:30過ぎだった。WEBチェックイン済みではあったが、荷物を預け紙のチケットをもらった。

 羽田空港は進化していた。日本人は、自動出国ゲートに向かう。パスポートを機械にかざし、カメラの顔認証を受けると、すぐに出国が終了する。ただし、出国スタンプは押されない。機械がたくさんあるため、並ばなくてもよい。東京オリンピックモードが進んでいることが分かる。


 ANAラウンジで、ビーフカレーとビールで出発式を行い、シャワーを浴びた。



【シャワーブース これが5つある。ラウンジのシャワーの利用は、初めてだった。快適快適】







3月8日(金)

01:00近くなったので、搭乗ゲートへと向かった。


 01:55 定刻通り、NH205 B787−900(JA−872A)は、ウィーンに向け12時間のフライトを始めた。



 05:49 定刻より少々早くウィーン空港に到着した。けっこう疲れた。


 空港は、市内中心部から18qほど離れている。いろいろな移動手段があるが、一番安い方法に挑戦することにした。

 オーストリア国鉄( OBB  Osterreichische Bundesbahnen  Oは、Oumlaut)で、市内中心部のWienMitte駅まで、4.2ユーロである。

 自動券売機で、何とかチケットを購入した。



【OBB車内 荷物の置き場に少々困るが、快適に移動できる。所要時間約30分】




 WienMitte駅の目の前が、これからのお宿、ヒルトン ヴィエンナである。

 また、この駅からは、ウィーン楽友協会や国立オペラ座などへは、地下鉄二駅で行くことができる。




 まだ早朝なので、チェックインはできない。スーツケースを預け、早速眠い目をこすって市内観光の下見に向かった。



 まずは、中央公園の金ぴかのヨハンシュトラウス像。



【シュトラウス像と木の間にある白っぽい建物が、ヒルトン ヴィエンナ】




【ウィーン国立歌劇場】




【ウィーン楽友協会 正面】




【10日の演奏会のポスター】




ケルトナー通りを通って、聖ピーターズ教会を確認し、シュテファン大聖堂に行った。



【シュテファン大聖堂】



【その内部 無料で入れる部分は、かなり限られている。】




【モーツァルトの家 内部は撮影禁止だった。】




お昼少し前になったので、お昼をとることにした。

Fさんの調査によると、ウィンナーシュニッツェルの名店「フィグルミューラー」がいいという。

出てきたのは、250gの、ウィンナーシュニッツェル。おっおっおっきい―



【これ全部で、50ユーロ 大きすぎて、全部食べることができなかった。 残念 】




到着早々結構歩き回った。ウィーン国立歌劇場の内部ツアーは、15:00からなので、ホテルに戻りチェックインをして、少々休憩することにした。



つづく

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