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瀋陽の旅 おまけ 2016.5.9〜11


大韓航空 KE832は、北朝鮮領空を侵犯することもなく、定刻13:05にソウル/仁川国際空港に到着した。

新潟便の出発まで、5時間ちょっとある。いったん韓国に入国し、韓国無料トランジットツアーに参加することにした。



入国審査場は、結構な人で込み合っていた。


数日前、仁川空港から密入国した人がいたということで、審査が丁寧になっているようだ。
通常、入国管理官から話しかけられることはないが、「one day trip?」などと尋ねられ、入国した。ここまで、約30分かかった。



勝手知ったる仁川空港。急いで、ツアーデスクに行き、2時間の「仁川お寺ツアー」を申し込んだ。



【日本語パンフレット】



【1時間コースから5時間コースまである。】



同行者は、我々二人と、岡山から来たという新婚さん?、それに、英語の達者なアジア青年。

そう、このツアーは、全部英語の案内なのだ。ほんまもんのイングリッシュと違い、カングリッシュは、聞き取りやすい。




仁川大橋を渡り、興輪寺に行った。



【仁川大橋 全長21.38キロメートル 世界第7位】



【車窓から 仁川市内の超高層マンション】




【興輪寺の階段 煩悩の数だけ段がある。】



【ゴールデンの布袋様に迎えられた。】



【境内は、色とりどりの提灯が飾られている。】



【帰路、読んで字のごとし 韓国の若者は、漢字が読めないんじゃないかな。遠くに仁川の街と仁川大橋が見える。】




次に、朝鮮戦争の戦況逆転を図った、仁川上陸作戦記念館に行った。


入り口には、アメリカをはじめ、韓国軍側の国旗が勢いよくはためいていた。
あれ、日の丸がない。・・・ここでも反日か・・・と、
よく考えてみたら、朝鮮戦争のころは、日本はまだ国際社会に復帰していなかったのだった。



【修学旅行生も来ていた。愛国教育の聖地】






再び仁川大橋を渡って、2時間のトランジットツアーを終えた。


大韓航空 KE763 は、定刻20:30に新潟空港に到着した。もちろん荷物も一番最初に出てきた。

一番に駐車場を抜けて、家へと向かった。




今回の旅のスペシャル「快」アイテム


・スペシャル「快」アイテムその1:ワールドウォッチ

日本と中国とでは、時差が1時間ある。以前は、飛行機の中で時刻を変えたりしていた。最近では、電波時計なので、なかなか難しい。そこで、今回から、ワールドウォッチを持参した。

左上のアナログ風表示は、常時ホームタウン(日本)の時刻を示している。右下のボタンを押すと、4か国の時刻を表示できる。これは、便利だ。



【日本時間の表示】



【中国時間の表示】





・スペシャル「快」アイテムその2:モバイルWi-Fi用SIM

これまで、Mighty SIMを使っていた。これは、200メガ、1か月間有効、3,300円だった。

200メガでは、容量が少ないし、値段も高いということで、今回は、香港の会社のSIMを購入した。
1ギガ(200メガの5倍)、7日間有効、2,500円だ。これは結構役に立った。

Mighty SIMもそうだが、このSIMも香港経由の国際ローミングなので、中国のインターネット規制の影響を受けない。
グーグルマップやGメールを、そのまま使うことができる。



【中港の中は、中国 港は、香港】




・スペシャル「快」アイテムその3:百度地図

大連旅行の時は、現在地が西南西に約500メートルずれて表示されて、困った。

その反省から、中国のグーグルと言われる、百度地図をiPhoneとiPadに入れておいた。
今度は、正確に位置を示している。何と、先回位置がずれていた「Offline Maps」も、正しい位置を示していた。

グーグルマップは、やはりずれた位置を示していた。



【中国製 百度地図】





こうして、怪と快の旅は、無事終えることができたとさ。


めでたし、めでたし




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