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関洋軒 (新発田市)

新発田市の老舗洋食屋と言えば・・・関洋軒(せきようけん)・・・とネットに書いてありました。


8月2日(日)新発田市民文化会館開館35周年記念「山形交響楽団特別公演」のあと,新発田のしょと一緒に訪問しました。
山形交響楽団は,一応プロなんですが,演奏はねぇ・・・というわけで,関洋軒で口直しとなりました。


新発田市内にも,飲食店街が結構あるんですね。この辺りは「新道」だとか。盛り場そのものみたいな名前です。その一角に関洋軒はありました。





左側のビルの関洋軒と右側の和風な関洋軒と二つありました。私たちは,和風の関洋軒に予約してありました。
建物は中でつながっており,同じ店です。





左側の入り口は,洋食屋という雰囲気を醸し出しています。ショーケースのメニューが,昭和そのものです。





和風の店の中は,昔の友達の家の中という感じです。老舗洋食屋というより,まさに「すき焼き・しゃぶしゃぶ店」の座敷という感じですね。
おとな4名,幼児1名,乳児2名の7人ですが,コップと箸が7人分揃えてありました。何というサービス精神でしょう。




サーロインステーキとテンダロインステーキの二つだけが別格です。老舗洋食屋のプライドでしょう。
その他のメニューは,たまご丼などもあり,かなりリーズナブルなお値段です。





ここは,名物「得用タンシチューセット¥1600」を注文しました。
昭和の洋食屋は,ライス・みそ汁・小鉢・漬物が付きます。





このままでは,どこがタンシチュー?という感じです。ちょっと開いてみると。トロトロに煮込んだタンが2枚出てきました。
タンシチューというよりは,タンの煮込みに甘めでとろっとしたデミグラスソースをかけたものという感じでしょうか。
おいしかったです。




いやー,いいものを頂きました。ボリュームたっぷりで,かなりの満腹感です。
ぜんまい煮の小鉢,なす漬などの漬物,みそ汁・・・。箸で食べるタンシチューは,昭和洋食屋の王道でした。恐るべし,関洋軒。



帰りに,昭和初期の看板娘さん手作りの「金魚台輪」をいただいて,帰りました。





とてもよかったです。皆さんもぜひどうぞ。


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