back

シンガポールへの旅 その3 2016.1.22〜25

こうして,常夏の国シンガポールを後にしたが,実は,旅行の最中心配していたことがあった。


そう,新潟はこの間,猛烈な寒波に襲われて,大雪となっていたのであった。

常夏の国にいながら,毎日「新潟ライブカメラ」を見ながら積雪の状況をチェックしていた。
新潟市から長岡市の北部までは,かなりの雪が降っている様子がわかった。

実際,我々が帰国する前日の1月24日,仁川→新潟便は,大雪のため欠航していた。

25日は,冬型の気圧配置が緩む予報だったので,何とか飛べるだろうとは考えていたが,多少の心配はしていた。
チャンギ空港のチェックインで,仁川→新潟のチケットも一緒に発券されたときは,ほっとした。就航が未定の場合は,チケットが発券されないからである。


チャンギ空港発01:30のKE642,B777−300は,満席だ。座席は,機体の一番後ろで,二人掛けの席だった。トイレの近くのため,人の移動が多かったり,トイレの明かりがついたりと,深夜便では少々不快な席である。そのためか,CAさんから,耳栓とアイマスクをいただいた。

機内の照明を落とし,シェードを下げていたが,あたりは次第に明るくなってきた。シェードを少し開けてみると,そこには,雲海からのご来光が拝めた。



【素晴らしい日の出だ】



こうして,仁川空港に定刻より少し早く8:30に到着した。

新潟便出発まで10時間もある。通常なら,ソウル市内へ行ってお粥というパターンである。しかし,今回は万が一新潟便が飛ばない時の対応を考えて,午前中のみのプチ旅行を考えた。
幸い,10:00〜11:00仁川の寺訪問という,無料のトランジットツアーがある。これに参加することにした。

時間があったので,ATMでウォンをおろす練習もした。



仁川


寒い。晴れてはいるが,氷点下であることに間違いない。



【仁川大橋 21.27qの海上橋 浅瀬の海は,凍結している。】



マイクロバスに15分ほど乗って,龍宮寺に到着した。
山の上にある小さな寺であったが,それはそれなりに韓国風の雰囲気を醸し出していた。



【中国読み ロンゴンスー  韓国読み ヨングンサ  日本読み リュウグウジ  つながりを感じる】






【チャングムが出てきそうだ】



こうして,11:00には,仁川空港に戻り,わずか3時間ほどの韓国滞在が終了した。

勝手知ったる仁川空港,歩いたり・食べたり・飲んだり・寝たりして,時を過ごした。


新潟便の搭乗口では,「はよ来いて」などの新潟弁が聞こえてきて,思わず微笑んだ。

仁川空港発18:45 KE763は,ほぼ満席状態だった。多少の揺れはあったが,定刻の20:35,雪に埋もれた新潟空港に到着した。



こうして,シンガポールの旅が無事終わった。



余談

帰ってきた翌日,大韓航空から次のようなメールが届いた。





ついに,大韓航空モーニングカーム会員に昇格した。

大韓航空のマイレージクラブ「SKY PASS」に入会してから40回搭乗したことになる。
(実は,入会前に4回搭乗しているのだが・・・)


やったぁ!!これからは,優先搭乗・無料手荷物追加・ラウンジ利用などができる。預けた荷物も最初に出てくる。
スカイチームのエリート会員だ!

ということで,これからも楽しい旅を続けたい。



めでたしめでたし



back