
シンガポールへの旅 その2 2016.1.22〜25
1月24日(日)
ホテルのチェックアウトは,12:00だ。それまでの時間を有効に使いたい。
充実した朝食のあと,8:00過ぎにホテルを出て,リトルインディアに向かう。
Orchard駅からMRTに乗って,Newton駅で乗り換え,LittleIndia駅で下車した。
リトルインディア
日曜日だったせいか,ちょうどお祭りの行列に出会った。いかにもインドらしい(行ったことはないが)衣装を身にまとった人々が,グループごとに歌や太鼓に合わせて,行進していた。
【ヒンドゥー教の行列か?大勢の神様を担いでいるようだ。】

街並みは,少々雑然とした感じがする。また,野菜を売る店が多いような気がした。
【白を基調としているが,少々雑然としている】


LittleIndia駅からMRTでDhobyGhaut駅で乗り換え,Orchard駅に戻った。
ホテルに帰り,荷物を整理しチェックアウトした。夜まで荷物を預かってもらうようお願いをして,ホテルを後にした。
Orchard駅からMRTに乗って,CityHall駅で乗り換え,Bugis駅で下車した。
アラブストリート
スルタン・モスクに向かって歩いているときに,小さな事件が発生した。KのMRTのチケットがない。いつもiPhoneとチケットをジーンズの前ポケットに入れておくのであるが,iPhoneはあるが,チケットがない。改札を通過して出てきたのだから,さっきまではあったはず。落とせば気づくと思うのだけど・・・。iPhoneをなくしたわけでないので,まあいいか。金で解決できるし・・・。少々暗い気持ちでアラブストリートを散策した。
アラブストリートは,こんな小さな事件を忘れさせるほど,素晴らしいものであった。スルタン・モスクとその周辺の街並み。アラブそのものである。(行ったこともないくせに断定している)
着いたのがちょうど12:00。12:00から14:00は,見学できないとのことで,門には,CLOSEDの札がかけられていた。残念。
【美しいスルタン・モスクとアラブストリート】



香水店に入って,何とも不思議な形の香水瓶をお土産に購入した。

MRTのチケットのことをすっかり忘れていたが,iPhoneを取り出して,地図を確認しようとしたら,どうも手触りが変である。iPhoneの裏側に,プラスチック製のチケットが,ぴったりとくっついていたのである。なあんだ,そういうことだったのか。でも,どうして気づかなかったんだろう・・・ということで,小さな事件は,一件落着した。
Bugis駅からMRTで,CityHall駅に行った。
格式のある,ラッフルズホテルでランチをしたいという人がいたので,とりあえず行くことにする。
まっぷるによれば,「世界中のセレブを魅了するクラシックホテル」だと。
【ターバンを巻いたドアマンが,車のドアを開けている。】

入り口では,ターバンを巻いたドアマンと記念撮影している旅行者もいる。
いくつかのレストランがあるが,ドレスコードがあるではないか。「カジュアル」「スマートカジュアル」・・・ジーンズの私たちのドレスコードは何?ということで,もう私たちには無縁のホテルであることがわかる。値段もべらぼうに高い。
早々に退却して,隣のビルにあるフードコートに入った。
いやー,安心しますな。ここで,シンガポール名物第二弾チキンライスと麺をいただいた。おいしい美味しい。ただし,ビールは売っていない。あれ,フードコートってアルコールなしでしたっけ?
【向こう側がシンガポールチキンライス】

こうして,シンガポール名物チリクラブとチキンライスをいただくことができたのであります。
午後になって,お決まりのスコールがやってきた。
雨宿りをしながら歩いて,白亜の尖塔が美しい聖アンドリュース教会に行った。厳かな聖歌を聴き,神父様のありがたい法話を聞きながら,・・・休んだ。
【聖アンドリュース教会】

プラナカンミュージアムに行って,プラナカン文化について学んだ。
※【Wikipediaからの引用】プラナカンとは欧米列強による統治下にあった(現在のマレーシアを中心とする)東南アジアの各地域(ヌサンタラ)に、15世紀後半から数世紀にわたって移住してきたマレーシアに根付いた主に中華系移民の末裔を指す。
【プラナカンミュージアムの展示物のひとつ シンガポールの偉い人のようだ。】

マリーナ湾に行って,北海道ソフトクリームなどをなめながら,時間を過ごした。
そうこうしていたら,夕暮れが近づいてきた。なんか物足りないということで,セブンイレブンに行って,缶ビールを買い,夕凪に吹かれながら,のどを潤した。
やがて夜の帳に包まれ,高層ビル群はライトアップが始まった。

20:00になり,マリーナ・ベイ・サンズからの光の水上ショー「ワンダーフル」が始まった。うーん,期待が大きかっただけに,がっかり度も高かった。香港のシンフォニックオブライツに負けたね。
【ワンダーフル】


ということで,足早にRafflesPlace駅に向かい,Orchard駅で降りて,ホテルに行った。預けておいたバゲージを受け取った。
ボーイさんにタクシーで行くのかと聞かれたが,No.MRTと答えてOrchard駅に向かった。普通に歩いているときには気にならなかったが,バゲージをゴロゴロ引っぱっていると,けっこう段差があり,きつい場面もあった。
こうして,Orchard駅から CityHall駅で乗り換え,チャンギ空港に向かった。日曜日の夜のMRTは,家族連れなどで混んでいた。結局,約20分間立ちっぱなしとなった。
ChangiAirport駅で下車して,チケットのデポジット分10ドル×2を受け取った。出発まで5時間近くあるが,大韓航空のチェックインを行うことができた。
ここで,遅い夕食をとった。東南アジア系のレストランで,何やらそれらしい料理を頼んだ。何と,ここでもビールがない。信じられない。ということで,チャンギ空港発01:30のKE642,B777−300に搭乗して,機上の人となった。
つづく
