
年金暮らしの一大プロジェクト 完結編 2018.7.13
第4章 スーパーフライヤーズカード(SFC)取得への道
プラチナメンバーの資格を取得できたので、次は、この資格を継続するために、SFC取得の手続きをする。
ここがうまくいかないと、プラチナメンバーの資格は、2018年6月17日から2020年3月31日までの約1年9か月で終了してしまう。
ここから先は、自分から手続きを進めなくてはならない。
決して、ANAからのお誘いはないのである。
また、Fさんの家族カード取得に関わっていくつかの手続きが必要である。抜かりのないように進めなければならない。
・2018年6月17日(日) SFC入会申込書を請求
お届けまで、1〜2週間かかりますとのこと。特別急ぐ必要はないのだか、このてのものは、いくつになっても待ち遠しいものである。
・2018年6月22日(金) SFC入会申込書到着・返送
こちらのお届けも、1週間から10日かかるとのこと。まあ、指を折りつつ待つことにしよう。これさえ届けば、大きなヤマを越えたことになる。
・2018年6月30日(土) ANA「プラチナサービス」ステータスカード到着
【上が以前届いたBronzeカード 下が今回届いたPlatinumカード】

一年の折り返しのこの日、ついに「プラチナサービス」ステータスカード到着した。
このカードがなくとも、6月17日からスマホの「デジタルメンバーズカード」を使えばそれでよかったのだが、やはりこれはこれでうれしいものである。
実はこの日から、ANAのホームページの「マイメニュー」の内容が一部変更になっており、SFC会員用になっていた。まだカードは到着していないが、SFC会員になったことは間違いない。きっと7月2日には、あのSFCが手元に届くであろう。
・2018年7月3日(火) スーパーフライヤーズカード到着
・Fさん用の「スーパーフライヤーズ ラウンジカード」発行手続き終了
【左が、一般カード 右が、遂にゲットした「スーパーフライヤーズカード」 丸印がその違い】


スーパーフライヤーズカードは、予想よりも1日遅れて到着した。そして、すべての手続きは終了した。
あとは、Fさん用の「スーパーフライヤーズ ラウンジカード」が到着するのを待つだけだ。
もっとも、これは海外のラウンジで使うものなので、当面必要ない。
・2018年7月6日(金) Fさん用ラウンジカード到着
【たなぼた Fさんのラウンジカード】

これで、スーパーフライヤーズカードに係るすべての手続きが終了した。
あとは、このカードをゴールドカードにするために、クレジットヒストリーを高めていくことである。
また、プライオリティーパスをどうするかということが残っている。二人で年間2万円もするので、本年度の利用後は、解約する方向で検討していく。
上級会員ステータスの確認
K:ANAマイレージクラブ「プラチナ会員」と「スーパーフライヤーズカード会員」
F:「スーパーフライヤーズカード会員」
第5章 SFCを手に新たな旅立ち
当面の目的が達成されると、すぐにでも実施してみたくなる。まあ、まるで子供と一緒である。
(子供をバカにしているわけではないが、慣用句として使用しています。以下同様)
ということで、さっそく手短なところで、千歳あたりの航空券を検索してみた。
天気予報も悪くない、7月11日・12日の「いっしょにマイル割」の航空券を手に入れた。二人で、26,000円と安いものである。
プラチナメンバーになって初めてのお確かめツアー
まずは、座席の事前指定である。
これまでは、ほとんどが後方の座席だけが指定可能だった。
今回からは、前方と非常口座席が指定可能になっていた。前方は、降りるときに早くできるということで、人気がある。
また、非常口座席は、緊急脱出時に脱出を手伝うという条件は付くが、緊急脱出通路となることから、足もとがかなり広い。そして、その前方の座席は、リクライニングができない構造になっている。とても快適な場所で人気がある。
そこで、今回は、行きに非常口座席、帰りに前方座席を事前指定した。
新潟 → 千歳 平成30年(2018年) 6月11日 11:00
ANA1859 B−737−500 (JA358K)
搭乗券には、「PLT NH*G」の小さな表示がある。保安検査証にも「PLT」の表示がある。Fさんのチケットにも「SFC NH*G」の表示がある。
自己満足以外の何物でもないのだが・・・。
【PLT:プラチナメンバー NH*G:全日空所属のスターアライアンスゴールドメンバー】

優先搭乗ができるのであるが、ここはあえて一般客に紛れ込んで搭乗することにした。
それは、搭乗口での違いを確かめるためである。
搭乗口では、一般客の場合は、「ピッ」と鳴る。
上級会員の場合は、「ピッ ポワーン」と鳴った。「よしよし」
ディスプレーには、「PLT」表示がなされた。
「いつもご搭乗いただきありがとうございます」と係員に言われる。
別にどうということではないが、長い修行のねぎらいの言葉を貰いたいという、子供じみた根性発揮である。
広々とした非常口席を確保したので、足もとが楽だった。
さて、機内に持ち込むこともできた荷物も、あえて預けておいた。
千歳空港では、一番に出てきた。「PRIORITY」というタグをつけて。「よしよし」
実は、いろいろな特典があるが、荷物が一番に出てくるというのが、かなり大きなメリットだと思う。搭乗者数にもよるが、20分近くの時差が生じることがある。ピックアップしたらすぐに行動できるということは素晴らしい。
【スーツケースが早く出てくる 魔法の言葉 PRIORITY】

気分を変えて、札幌での写真集
【北海道開拓の村 旧開拓使札幌本庁舎】

【国内唯一という馬車鉄道 そりゃそうだわ】

【Fさんが「なつかしい!!」と言っていた、旧近藤医院】

【MAKIさんが懐かしいと言うであろう、旧小川家酪農畜舎】

【今回はサッポロビール園ではなく、キリンビール園】

【安くておいしかった、ジンギスカン】

【ラズベリーブルーが使われているという国指定重要文化財 豊平館(ほうへいかん:中島公園)】

【お約束の札幌コーンバターラーメン カロリー取りすぎ要注意】

千歳 → 新潟 平成30年(2018年) 6月12日 15:50
ANA1860 B−737−500 (JA8595)
新潟空港にはない、ANAプレミアムチェックイン、ANAラウンジを利用した。
ほとんど並ばなくても、スムーズにチェックインができることもメリットである。
是非、新潟空港にも設置してほしいのだが・・・。
このシステムは、修行時に経験しているが、その時はいずれもプレミアムエコノミークラスだった。今回は、廉価版のエコノミークラスであるが、お金持ちと同じように利用することができる。
ANAラウンジでは、ゆっくりとキリンの一番搾りを頂いた。
【この風景、何回出てきただろう】

こうして、お試しツアーも終わった。
これから本格的な活用を始めよう。
このプロジェクトと関連して、ANAのマイルをためまくった。Fさんの分を合わせると、110,000マイルになっている。
エコノミークラスであれば、二人でヨーロッパ往復が無料でできる。
また、モーニングカームで貯めた大韓航空のマイルも二人合わせて、100,000マイルを越えている。こちらも二人で東南アジア往復が無料でできる。
近々、「こんにちはSFC」、「さようならモーニングカーム」という二本の無料旅行を計画したいと考えている。
個人的なとんでもない趣味の世界に、長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
おしまい
