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年金暮らしの一大プロジェクト その5 2018.7.6


第3章 プラチナメンバーを目指した18レグ(8−9)


 第3弾は、修行超定番の羽田−石垣を考えたが、石垣島には行ったことがあるので、似たようなppがつく、羽田−宮古のプレミアムエコノミーにした。これも、新潟−羽田間の新幹線移動が少々もったいないが、まあ、離島旅行ということで、これもありである。



第3弾第1レグ 通算第8レグ

 羽田 → 宮古  平成30年(2018年) 4月11日 11:45
 NH87 B−767−300 (JA614A)


 Fさん同伴の二人修行となった。修行の半分を超える今回と、解脱を迎えるシンガポール修行の二回を感謝の気持ちを込めて、二人修行とした。


 6:33の新幹線で東京に向かい、9:30過ぎには、羽田空港第二ターミナルに到着した。

 プレミアムチェックインをすると、出発ロビーに出る。そこから、エスカレーターでANAラウンジへ上がる。

 広々としてあまり人はいなかった。残念ながら滑走路は、あまりよく見えない。もう一つ上の階にあるANAスイートラウンジは、きっと眺望も良いに違いない。

 メニューは、他のANAラウンジと同様だが、サーバーなどが置いてある場所が2ヶ所あるなど、かなりの大所帯仕様になっている。残念ながら、宮古島で車の運転があるため、ここでの朝ビールは眺めるだけとなった。



 この日は、南西の風が10mを越え、飛び立つ飛行機もかなりふらふらしているようだ。

 スターアライアンス塗装機だった。PY席は、2-1-2でシートモニターなし。

 A滑走路北側から離陸。右前方からの強い風で機首を右に向けたまま離陸する格好になっている。太平洋岸に沿って宮古島へ向かう。途中はあまり揺れない。


 スパークリングワインを楽しむFさんの脇で、オレンジジュースをいただいた。



【スパークリングワインで、修行に乾杯!!】




【プレミアムエコノミーの昼食。量は少なめだが、美味しい。】




 CAさんの、「お車の運転ですか?」との声掛けに、何だか救われた。きっと似たようなケースがあるんだろうね。


 機内Wi-Fiがある。4月1日から無料になったので、さっそく使ってみた。
 メールの送信やフライトレーダー(アプリ)での現在の飛行状況の確認など、非常に便利に使えそうである。



【持参のiPadmini で、搭乗中の飛行機の現在地が確認できる。】




 降下して、雲の中に入ると揺れてきた。宮古空港東側から着陸。誘導路はないが、滑走路両脇は少々広くなっており、中型機でも回転できるような仕掛けになっていた。



 今回は修業とはいえ、レンタカーと宿泊付きで、ほぼ24時間観光できる。もっとも、これが本来の旅の姿なのであろう。

 ということで、スカイレンタカーで、黒のスズキスイフト君を借りての、島めぐりが始まった。


 伊良部大橋を渡って、何にもない伊良部島・中国人と通り雨の下地島の通り池、おかげできれいな虹が見えた。



【全長3540mの無料で渡れる日本一の長さの伊良部大橋  向こうが伊良部島とそれに続く下地島】




【下地島の通り池へ向かう木道 中国人観光客ばっかり】




【通り池 急に雨が降ってきた】




【訓練用の空港 下地島空港 残念ながら訓練機は現れず】




【訓練機の代わりにきれいな虹が現れた スイフト君とともにパチリ! 】




 夜は、沖縄民謡居酒屋「ぶんみゃあ」で、沖縄の歌と踊りと1リットルのメスシリンダーで提供されるタワービールを楽しんだ。

 観光客相手のお店だけれど、二回のライブを楽しみ、いい時間を過ごした。最後は、お約束のカチャーシーで大盛り上がり。



【中央がご主人 泡盛がばがば飲みながら、大熱演  イーアー サーサ】




【料理は、どれも美味しかった。あー食った食った!】




 翌日は、これまた何にもない池間島、島尻のマングローブ、砂山ビーチなどを見て、市内中心部に戻った。



【池間大橋とその先の池間島】




【島尻のマングローブ 大きく川を覆うというより、比較的小さい】




【それほど驚くことのない砂山ビーチ ちょっと万座毛に似ているかな】






 「ぶんみゃあ」で教えてもらった、お土産買うなら、何でもそろっているという『サンエー』に行った。あんなに一緒に歌って脳裏に刷り込まれた『サンエー』であったが、普通のスーパーで、何でもそろっているわけではなかった。



 東平安名崎(ひがしへんなざき)の灯台に登り、東シナ海と太平洋の境を眺めた。



【登れる灯台 東平安名崎灯台】




【息を切らして登ってみると、・・足が震えた】






 これまた何もない来間島を一周して再度市内に戻った。



 一応人頭税石を確認し、八重山そば屋をのぞいたが、満席・売り切れなどの理由でありつくことが出来なかった。仕方がないので、宮古空港に行き、レストランでソーキそばをいただいた。



【人頭税石 この石より背が高くなると、課税されたとか 天下の悪税、人頭税】



 単価146円のガソリンを満タンにして、泥だらけのスイフト君を返却し、宮古空港まで、送ってもらった。


獲得3,295pp 累計22,858pp  獲得1,808mile 累計16,130mile




第3弾第2レグ 通算第9レグ
 宮古 → 羽田  平成30年(2018年) 4月12日 15:40
 NH88 B−767−300 (JA8579)


 機体番号からして、少々古い767だった。そのためか、PY席でもシェル形式になっていないため、前席下に手荷物が置けてよい。但し、機内Wi-Fiなし。


 「管制局の指示により、羽田空港周辺が混んでいるため、15分ほど遅れる」とのアナウンス。意味不明。結局30分遅れで、出発。滑走路前で、着陸機待機のため、5分以上待たされる。着陸機は、JALの737、滑走路上でぐるりと回転して、駐機場へと入った。

 東側から離陸、左旋回して羽田に向かう。揺れが続いており、シートベルトサイン消灯まで、30分以上かかった。消灯後は、小さな揺れがずっと続いていたが、再び点灯することはなかった。


 機内食は、軽食ということで、サンドイッチ中心のものとクッキーだった。行きの便では我慢したスパークリングワインを美味しくいただいた。期間限定ということで、一風堂の小さめのカップラーメンもいただいた。



【やっとありついた、スパークリングワイン】




 何だか意味不明のハーフらしい家族が5人ほどPY席におり、Y席の関係者らしき人と頻繁に行き来をしていた。
 やや落ち着かない雰囲気だった。


 それでも、笑顔で対応するCAさんをねぎらってやろうと、

 「大気不安定・遅延・落ち着かない少年たちという状況にもかかわらず、さわやかな対応をしていただきました。」とメモ帳に記して手渡した。

 「なかなかこのようなメッセージをいただくことはないので、感激です。また、頑張ります。」と喜んでいただいたが、それだけだった。


 いや、別に何かを期待したわけではないのだが、ここは、エアチャイナの勝ち。



 下降して、雲を抜けるときには、かなり揺れた。多少ふらふらしながら羽田空港A滑走路に海側から着陸した。

 71番スポットから延々と歩いて、モノレール乗り場に着いた。20:04の新幹線に乗り、22:20過ぎに帰宅した。


 ようやく、修行の半分を超えた。まだ、先は長い。



獲得3,295pp 累計26,153pp  獲得1,808mile 累計17,938mile




つづく


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