
年金暮らしの一大プロジェクト その4 2018.7.4
第3章 プラチナメンバーを目指した18レグ(5−7)
第2弾は、いよいよANA国内線搭乗である。
実は、この計画は、第1弾として、2月20日実施を予定していた。マツエさんの件があり、1月下旬にこの日程に変更したのだった。
新潟空港から日帰りで、最も効率よくポイントを貯めることを優先した。また、乗り継ぎ時間にも多少余裕を持たせるようにした。
千歳−那覇プレミアムエコノミーという、日本国内最長路線の修行がメインになる。羽田に行って、新幹線で戻ってくるのが少々もったいない。
第2弾第1レグ 通算第5レグ
新潟 → 千歳 平成30年(2018年) 3月12日 7:40
NH1857 DHC8−Q400 (JA857A)
初めてスキップサービスを利用した。保安検査場入口でANAカードをかざすと、3路線分の保安検査証が、ぞろぞろと出てきた。おお、びっくりした。
2012年7月以来の緑のボンバルディアだった。この日がこの塗装での最終日ということで、記念のペーパークラフトをいただいた。
【ボンバルディアDHC8−Q400の客室内 こんなに安っぽかったかなあ。】

【何かもらうというのは、うれしいね。まだ、袋を開けていないけど。】

川側から離陸し、右に急旋回して北に向かった。小さい飛行機だと、急旋回は怖い感じがする。
離陸して間もなく、客室下部から、コンプレサーが作動しているような音が続いた。CAさんが気をとめている様子もないので、大丈夫だろうと思っているうちに、聞こえなくなった。
秋田上空は前線の関係で少々揺れるとのアナウンスがあったが、それほどの揺れはなかった。
千歳空港、新雪がうっすらと降ったようで、美しい。南側から着陸した。
何とボーディングブリッジに横付けした。4段ほどの追加ステップを上がり、ボーディングブリッジを通ってターミナルへと進んだ。
一応、ひとくちふたくち北海道の空気を吸うために、空港の外に出た。千歳空港気温−1℃
【この季節なのに、−1℃は、ちと寒い。】

獲得953pp 累計12,811pp 獲得345mile 累計10,603mile
第2弾第2レグ 通算第6レグ
千歳 → 那覇 平成30年(2018年) 3月12日 10:50
NH1187 B−737−800 (JA58AN)
千歳空港のANAプレミアムチェックインから、初入場である。
すぐ脇にカウンターがあったのでそちらに行くと、「紙のチケットが必要ですか」と言われた。ああそうか、ここもチェックインカウンターなのだ。スキップサービスなので、「いいえ」と答えてすぐ隣の保安検査に向かった。
ここの保安検査場でも、2路線分の保安検査証が出てきた。
ご丁寧なことに、「那覇経由羽田ですか」と確認された。そんなことわざわざ確認しなくていいよ。
これも修行の洗礼に違いない。
次回は、自動チェックイン機でその区間のチェックインだけにしようかな、などと考えて進んだ。
エスカレーターでANAラウンジへと向かう。
ビールの自動サーバーはあったが、おつまみは乾きものだけ。(ブルボンのあられ)
飛行機を見ながら、朝ビールをいただいた。
【一人乾杯の儀式 これも修行のうち】


ところで、話題を変えて・・・・ Kの瞑想 ・・・・・・・・・
田舎育ちのKは、飛行機を見ることなどほとんどなかった。
間近に見た飛行機、それは、中学校の修学旅行で行った羽田空港の展望フロア―。
当時、国内線ジェット化の始まりで、全日空は、B−727の導入し始めていた。
リアエンジン3発で、垂直尾翼には「ダビンチヘリコプターのロゴ」が描かれていた。
【映画「大空に乾杯」より、画像借用】


このB−727のイメージソングとして、大ヒットしたこんな歌があった。
「そこは青い空だった」 作詞:佐伯孝夫 作曲:吉田正 歌:橋幸夫・吉永小百合
♪
北の端から 南の端から
夢のジェット機 727
恋をしました、お相手は
紺のスーツに 紺キャップ
あゝ そこは青い空だった
日本の青い空だった
♪
北のすずらん 南のパイン
匂うジェット機 727
今日も乗ってた、あの人が
胸のワッペン しみじみと
あゝ そこは青い空だった
日本の青い空だった
♪
白いブラウス 誰ゆえ輝く
夢のジェット機 727
若い希望も すばらしい
恋も生まれる、ロマンスも
あゝ そこは青い空だった
日本の青い空だった
分かるようで分からない歌詞だが、高度経済成長の夢を見ている青春歌謡である。
この歌の大ヒットを受けて、1966年、「大空に乾杯」という、吉永小百合主演の青春映画がつくられた。
その挿入歌として、「そこは青い空だった」が使われている。
そして、K が初めて乗った飛行機も、このB−727 新潟→千歳線だった。
で、何が言いたいかというと、千歳−那覇線が、国内最長路線であるということと、「北の端から 南の端へ」飛ぶ路線だということ。
青春時代の甘酸っぱい思い出が、年甲斐もなく沸々と・・・
・・・・・・ 瞑想終了 ・・・・・・・・
久しぶりのプレミアムエコノミークラスの搭乗だ。
2-2の2列。シートモニターなし。一番前の席なので、足元にカバンを置くこともできない。結局棚に上げた。
そうか、プレミアムクラスでは、CAさんがあいさつに来て、コートなどを預けることが出来るのか。知らないことがたくさんあるもんだ。
南側から離陸、右旋回して南に向かう。
昼食は、和食だが、実にコンパクトにまとめられている。ほぼ軽食という感じ。スパークリングワインとともにいただいた。
那覇空港、島の南側を通り、右旋回して南側から着陸。
ここでも、ひとくちふたくち沖縄の空気を吸うために、空港の外に出た。那覇空港気温21℃ 気温差22度
【同じ日本 4時間前とは様子が大きく異なる。 半袖シャツの人もいる】

獲得3,892pp 累計16,703pp 獲得2,182mile 累計12,785mile
第2弾第3レグ 通算第7レグ
那覇 → 羽田 平成30年(2018年) 3月12日 16:55
NH472 B−777−300 (JA752A)
空港の食堂で沖縄そばを食べ、ANAフェスタで少々のお土産を買って、保安検査場に進むことにした。
【めん処たぬき ソーキそば】

千歳空港のように、ANAプレミアムチェックインがあるのかと、いろいろと探したが、ANAスイートラウンジのチェックインしか見つからない。仕方がないので、通常の保安検査場を通って出発ロビーに出た。
しばらく進むと、ANAラウンジがあった。中は、かなり狭く混んでいた。ドリンク類は、千歳空港と同様のしつらえだ。ビール自動サーバーに注いでもらった午後ビールを飲みながら、時を過ごした。
大型機なので、搭乗口は、長蛇の列だった。
大相撲の結果などを確認しながら、最後に乗ることにした。
プレミアムエコノミー席は、2-3-2の3列で、これまた、シートモニターなし。機内のWi-Fiが使えるようだが、有料なので、やめた。
南側から離陸し、右旋回して羽田へ。食事は、サンドイッチなど、これもやや軽食の部類だった。
【プレミアムエコノミーなのに、結構豪華】


羽田空港海側から着陸。国際線ターミナルへの無料バスに乗った。
エアチャイナ便で置き忘れたカメラを受け取るために、事前に電話を入れてくれと言われた番号に電話をするが、誰も出ない。そこで、エアチャイナのカウンターに向かう。
地上スタッフがいて、後片付けが終わろうとしていた。係員に事情を話し、事務所と連絡を取ってもらった。
ここでようやく、一週間ぶりのW300君との対面となった。
【無事に戻ったW300君 迷子にしてごめんなさい。】

浜松町駅で新幹線の切符を購入して、帰途に就いた。
プレミアムポイントは、翌日加算されていた。さすが、本家ANAだけのことはある。
獲得2,860pp 累計19,563pp 獲得1,537mile 累計14,322mile
つづく
