2019年6月11日
超節水システム
環境云々の問題もありますが、今、庭の水やりの節水に取り組んでいます。
それは、下水道が完備した頃から取り組んでいました。
何故か。そう、下水道料金は、上水道料金を基に算出されるからです。
庭に撒いた水道水は、地中にしみ込みますので、下水道のシステムを使わないはずですが、
これも、下水道料金にしっかりと組み込まれてしまいます。
そこで、雨水タンクの登場です。
カーポートの屋根からの雨水を、80リットルタンク×4で貯めています。
【雨水タンクのホースが直射日光に弱いので、よしずで囲っています。】
【蛇口から如雨露に給水して散水します。 上の蛇腹ホースは、タンクのオーバーフロー】
我が家の狭い庭でも、一日に約100リットル撒きます。
雨水タンクに満タンにたまっても、3日分にしかなりません。
このところの晴れ続きでは、すぐにタンクが空っぽになってしまいます。
そんな時は、風呂の残り水をバケツで運んで撒いていましたが、腰が・・・。
そこで、新たに取り組んだのが、小型水中ポンプの登場です。
【残り湯を洗濯に使った後、浴槽に水中ポンプを突っ込みます。】
【裏口からホースを伸ばします。 おっと、壁の汚れは見ないでね。】
【こうして、物干しテラスに出ます。所々に取り外しのできるジョイントを組み込んであります。】
【物干しテラスにわずかな隙間があり、外にホースを伸ばすことが出来ました。】
【薪小屋の脇を通っていきます。】
【左からホースが伸びてきています。坪庭の砂利の下をくぐります。】
【台杉の脇をかすめて、御簾垣の脇を通ります。右側の細いものは、作業用の電源コード】
【こうして、ホースがカーポートの中に入ってきました。奥から二番目のタンクに給水します。】
ホースが通るように、キャップに穴をあけました。
【連接パイプでつながっているので、どのタンクに給水されても、端っこの蛇口から水が出ます。】
こうして、お風呂の水を無駄なく利用することが出来るようになりました。
とはいっても、一日100リットルで、一月でせいぜい600円ほどの節約ということでしょうか。
ここまでの費用は、水中ポンプやホースなどで、約15,000円です。
もとを取るためには、2年以上、いやもっとかかります。何しろ冬場は水まきをしませんので。
個人の趣味ということで、楽しんでおります。