Kの鎮守様は、熊野神社です。
家を建てたときも、熊野神社の宮司様から地鎮祭をしていただきました。
今年は、34年に一回という、お宮のお手伝いをする宮番です。
しかし、比較的新興住宅地ということからか、近所の人は、誰も宮番に行きません。
ここは、義理堅いKです。1月1日の朝7時から始まったお勤めを行っています。
今日は、秋季例祭の準備をしました。
【盆踊りの櫓を組み立てます。大きなしめ縄も新調します。】
【藁に縄を巻いて、しめ縄を三本作ります。このしめ縄、真ん中までKが巻きました。】
【中心部は太く、最後は細くして出来上がりです。疲れました。】
【出来上がった三本のしめ縄を撚り合わせます。】
【端っこは、三本のしめ縄を一つに巻き上げていきます。】
【そうこうしている間に、櫓が出来上がってきました。】
【ぼんぼりの作成も進んでいます。】
こうして準備は進んでいきます。
しかし、田舎のアバウトな作業です。
誰が指示するわけでもなく、役割分担も明確でなく、経験則で作業が進んでいきます。
いつ終わるとも知れない作業が、だらだらと続きます。
宮番の指示役である「区長」が帰って行ったので、Kも帰宅することにしました。
それから4時間後、
さあ、出来上がりをご覧に入れましょう。
【神社までの要所要所にぼんぼりが取り付けられました。】
【鳥居のしめ縄も替えられました。これは、本殿にあったしめ縄の一本を再利用しています。】
【提灯をつけて、櫓の完成です。】
【新しいしめ縄が取り付けられました。】
【中央の一番目立つしめ縄の右半分をKが作りました。】
こうして、秋季例祭の準備が整いました。
これはこれで、貴重な体験でした。