蒲原地方から望む山と言えば,東に五頭飯豊,西に角田弥彦です。
五頭山には,小学校の高学年でも学校登山で登ることがあります。
私も,4回ほど五頭登山をしましたが,いずれも一番左のピーク五ノ峰まででした。
10月7日,絶好の秋空のもと,久しぶりの五頭登山をしました。
下の地図は,今回のGPSログです。
出湯の登山口〜烏帽子岩〜五ノ峰〜一ノ峰〜五頭山頂二等三角点往復のコースです。
出湯登山口駐車場(85m)を8:46に出発しました。
あえぎながら登って9:40,烏帽子岩(494m)に到着です。
古い花崗岩が重なっています。ここからの新潟方面は,絶景です。
急登,緩登を繰り返しながら,登ります。途中,ほとんど人に会いませんでした。
五ノ峰直下に到着です。
大きな岩に五頭親子地蔵が彫られています。
そして,ちょっと登ると,五ノ峰(860m)です。
10:43,登山口から1時間57分かかりました。
ここからも蒲原平野の絶景が望めます。
五頭山の五つの峰には,それぞれ石仏が置かれています。
五ノ峰は,地蔵菩薩様がいらっしゃいました。
まだまだ元気だったので,一ノ峰を目指すことにしました。
四ノ峰です。こちらには,毘沙門天様がいらっしゃいました。
ここから振り返ると,五ノ峰が見えます。
中央をアップしてみると,木の間から,五ノ峰の鐘や祠が見えます。
三ノ峰の分岐点に到着しました。ここには,避難小屋がありました。
しかし,ここにいらっしゃるはずの不動明王様が見当たりません。
不動明王様なのに,どこかに動かれたのでしょうか。
不動明王様を探しましたが,お隠れになっていらっしゃるようなので,二ノ峰に向かいました。
二ノ峰には,薬師如来様がおいでになりました。
そして,一ノ峰に到着です。こちらには,観世音菩薩様がおいでになりました。
そして,少し進むと,前一ノ峰に到着します。
道の両脇に多くの人が昼食をとっていました。
ここからは,ほぼ,360°の展望がひらけます。
菱ケ岳を望みます。
あまり人が多いので,通り過ぎました。
すると,正面やや左に五頭山の頂上が見えました。
ここまで来たら,行くしかないでしょう。
11:46,出発からちょうど3時間で五頭山山頂,二等三角点(912m)に到着です。
ここからは,旧三川村の綱木方面しか見えません。
蒲原平野からは,一ノ峰に隠れて見えないという,さみしい頂上でした。
こちらで,昼食をとり,下山を開始しました。
途中,三ノ峰の不動明王様を再度捜索いたしましたが,
残念ながらお目にかかることができませんでした。
こうして,全身ぼろぼろになりながら,14:15,駐車場に到着しました。
5時間29分をかけた五頭登山が無事終了しました。
データ
総行程時間 5:29 総行程距離 11.6q 累積標高 1030m
後日談
不動明王様は,分岐点から,もう一方の登山道を少し行ったところいらっしゃるようです。
不動明王様にお会いすることが,次の五頭登山の目標になりました。
仏様の御心はありがたいものだと感じながら,準備をしたいと思います。