back


2017年9月3日・5日


スタンプラリーは終わりましたが、気になる三つの潟がありました。

「スタンプラリーは実施しません」とあります。

それはなぜか、そこには、共通した驚きの秘密があったのでした。




驚きのエントリーナンバー1 内沼潟 (うちぬまがた)

【新潟市北区内沼】




【田んぼの真ん中です。池のまわりの道路は、いわゆる農道で舗装されていません。】




【スマホで場所を確認しました。かなり遠くですが、歩いて向かうことにしました。】




【江戸時代、内沼潟は福島潟の一部でした。】




【何だか、人が集まって作業をしているようです。】




【なーしてるがー・・・、内沼潟の魚や植生について調査しているそうです。】




【ペットボトルのお茶をいただいて、色々な話を伺いました。】




GPSつきの地図がないと、まったくわかりません。
また、舗装もされていなく駐車場もありません。

内沼潟は、まさに水田に隠された秘境潟だったのです。



【内沼集落にある、内沼神社を見てきました。】




【このしめ縄、私たちが作った熊野神社のしめ縄と同じじゃないですか。】


【参考:熊野神社 ねじり方が逆か】





驚きのエントリーナンバー2 御手洗潟 (みたらせがた) 

【新潟市西区赤塚】




【「みたらいがた」だと思っていました。砂丘湖です。】




辺りを歩いてみるのですが、潟が見えません。



【地図@から:林の手前が潟のようです。畑の向こうですので、勝手に入って行けません。】




反対側に回って、歩いてみました。


ちょうど、とある家の前(写真A)に、ご老人がいらっしゃいました。

「うちの畑の向こうだから、行ってみればいい」と
ご親切な言葉をいただきました。



【ご老人宅の畑を越えたその先に、御手洗潟がありました。
今年は、雨が少ないので水位が低いとか。】




【潟の向こうに赤い鳥居が見えます。この神社への手水舎から、名前がついたようです。】




ご老人にお礼を述べて、神社に向かいました。


【途中、土盛りの脇の覆い茂った雑草をかき分けたら、角田山と潟が見えました。】




【立派な鳥居です。神社は、その暗い森の中にありそうです。何だか・・・。】




【森の中の石段は、崩れかけています。通行止めです。なんか、トトロが・・・】




【回り道をしてたどり着くと、何とも・・・な、明るい神社でした。】




御手洗潟と神明社は、まさに神秘の秘境潟だったのです。




驚きのエントリーナンバー3 ドンチ池

【新潟市西区中権寺(地籍は、赤塚)】




地籍は赤塚、所在地は中権寺。

これで、争い(論地→ドンチ)が行われたのでしょうね。




【砂丘湖で、水源は湧水です。】




とりあえず、新潟メモリアルパークに駐車させていただき、
観世音菩薩様にお参りをしてから出かけました。



S地点から、池に行けそうな道を探すのですが、見つかりません。

時計回りに、道路を歩きました。注意深く、池に行けそうな道を探しました。

県道2号線に出ても、池に行けそうな道は見つかりません。

県道2号線を右折してしばらく進むと、西霊園が見えました。

お墓の中を通っていくと、Gの突き当り、崖の下にドンチ池がありました。




【霊園の崖の下に、ひっそりと佇んでいました。なんか霊気が・・・。】




【まわりを林に囲まれ、池に下りる道はないようです。】




ドンチ池は、霊園と深い木々に囲まれた、まさに人を拒む霊気漂う秘境潟だったのです。



三つの潟の、共通した驚きの秘密とは、

そうです。人を寄せ付けない秘境潟だったのです。



スタンプラリーなどできるわけがありません。

しかし、このような潟こそ、昔の姿を残した貴重な存在なのでしょう。





以上、潟めぐりを終わります。 めでたし めでたし




back