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パリ その1 ウサギとカメ,そして私はカモメ (2013.6.26〜7.2)
旅行には,いろいろなスタイルがある。
Fさんは,高いところが好きなので,さしずめテレシコワさんのカモメだろうか。Kは,歩くのと地上の乗り物が好きなので,ウサギとカメと言ったところか。

短時間で遠くにいくには,飛行機に乗るしかない。旅の楽しみは,表題のようになることによって,可能性が広がる。ノーリスク ノーリターンである。
ということで,テレシコワさんになって,長距離フライトへの挑戦となった。


Kは,その几帳面な?性格から,飛行機に乗る時には,その機体番号などの記録を取ることにしている。
今回の旅で,119回の搭乗となった。(単なる自慢ですので,読み飛ばしてください。)



No.116 新潟 → 成田  平成25年(2013年) 6月26日 15:15
 ANA NH3240 DHC8−Q400 (JA−844A)
 搭乗前のロビーで,機体が揺れることが予想されるのでトイレは今のうちに,という珍しいアナウンスがあった。Cのボーディングブリッジの途中から階段を下り,傘を差しながらの搭乗となった。乗客は,30名少々。川側から離陸し,左旋回をして上昇した。特に大きな揺れもなく,定刻に成田空港B滑走路を北側から着陸した。

No.117 成田 → パリ  平成25年(2013年) 6月27日 11:20
 ANA NH205 B777−300ER (JA−779A)
 40分ほども時間をかけてタキシングし,A滑走路南側から離陸した。12時間30分の搭乗である。首枕が大変役立った。飛行機は,ほとんどがロシア領内を飛行する。機内食1が終わると,シェードが閉められ,お休みタイムとなる。

 

機内食1:かに玉ご飯とそば,機内食2:鮭のとりそぼろご飯,和食ともお別れとなった。

 

途中,少々の揺れがあるが,心配するほどでもない。ずっと昼間の飛行を終え,パリ上空で左旋回し,右手にエッフェル塔を見ながら,シャルルドゴール空港を西側から着陸し,第1ターミナルに到着した。

No.118 パリ → 成田  平成25年(2013年) 7月1日 20:00
 ANA NH206 B777−300ER (JA−783A)
 第1ターミナルでチェックインした。第1ターミナルは,比較的小さく,免税店なども本当に少ない。

 日本では,向こうへ行くのは,上矢印だよね。(所変われば・・・)

CAさんたちがいたので,少々会話をした。3クルー態勢で乗務しているとのことで,パリに2泊して帰りの業務に就くそうだ。3日間で30時間を超える重労働である。東側から離陸し,北上してして日本に向かう。ほとんど白夜地帯を通過する。偏西風の関係で,11時間40分のフライトとなる。機内食1:ビーフカレー,機内食2:鮭入りのおかゆ,久しぶりのお米であった。
成田空港,A滑走路北側から定刻に着陸。

No.119 成田 → 新潟  平成25年(2013年) 7月2日 17:40
 ANA NH3239 DHC8−Q400 (JA−842A)
 ガラガラなのに,機体バランスの関係で,3人とも別々の場所が指定された。俺たちは,おもりか!!。まあ,ツアーのおまけでほとんど無料で搭乗しているので,仕方ないか。乗客は,30人弱。とても便利なのに,この路線の存続は大丈夫だろうか。
A滑走路北側から離陸,咲花温泉上空で雲をぬけ,川側から10分早く着陸。



今は,成田−パリ 間10000キロを超える区間をノンストップで飛ぶ。半分以上は,ロシアの領土である。ロシア上空は,お休みタイムということで,シェードを閉めることを指示され,薄暗い機内となる。テレシコワさんのふるさとは見ることが出来ない。

それにしても,12時間を超えるエコノミークラスは,正直きつい。ビジネスクラスの座席も多く,ほぼ満席であったが,旅行代金が20万円ほど高くなる。1泊10万円の空飛ぶカプセルホテルは,高すぎる。
安全(飛行機の場合運命共同体であるので該当しない)と快適性は,お金で買うということである。


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