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花さき山



広い庭の真ん中に、山を築きました。

中央を高くすることによって、庭に奥行きが出ます。



【中央に完成間近の築山】




初めは、「さつき・つつじ」を植えて、

さつき山と命名しようかと考えていました。



【つつじが咲き始めました 山の周りに紫ラン、ナデシコなどを植えました】








そうだ、「花さき山」と命名しよう。



「花さき山」は、斎藤隆介作、滝平二郎絵の

超有名な絵本です。



【Heartbloom Hill  英語版でした】



【日本語訳?も、あり】




「この花は、ふもとの むらの にんげんが

やさしいことを ひとつすると ひとつ さく。

あや、おまえの あしもとに さいている 赤い花、

それは おまえが きのう さかせた 花だ」



斎藤隆介さんは、その巻末に次のように記しています。

「日本の人民は、自分たちをおさえつけていたものをとりのぞかれて、
自分を一杯に生きる自由の喜びの中から戦後の歴史を始めました。

しかしまた、戦後の歴史のもう一つの太い心棒は、
われわれはひとりではなくてみんなの中の一人だ、
という自覚を持っていたことです。

一杯に自分のために生きたい命を、
みんなのために捧げることこそが、
自分を更に最高に生かすことだと信じて
その道を歩き始めた人々が大勢出てきました。

「花さき山」は、そういう人々への賛歌です。」




「花さき山」 はじめ庭園の中央にふさわしい名称だと思います。



折々の花が咲くように、やさしいことをしながら、

世話をしていきたいと思います。



【大輪のボタンも咲きました (仮称)花さき半島】








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