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本土最東端への旅 その2
 2022.10.19・20



いよいよ本土最東端を訪ねる日がやってきました。



今日も快晴です。


ホテルの窓からは、国後島が見えます。



【手前の赤い屋根のお社は、市杵島神社(いちきしまじんじゃ)】




約30分かけて納沙布岬に行きます。



【ついに到着 本土最東端 納沙布岬】




【納沙布岬灯台】




歯舞群島はどれだろうと眺めていましたが、それらしき島は見えません。



よく見ると、海の彼方に傾いた灯台や防波堤のように低く横に広がるものがありました。

どうやら、それらが歯舞群島のようでした。



【中央が貝殻島灯台 右が勇留(ゆり)島 左が水晶島】




【アップ 水晶島と貝殻島灯台】




貝殻島は、低潮高地と呼ばれる、満潮時に水面下になる岩礁です。

視察時は、完全に水面下になっていました。


貝殻島までに3.7q 水晶島まで7qです。


貝殻島灯台は、1937年に日本によって建設されました。

1957年からソビエト連邦が実効支配しているため、
日本当局による保守点検ができず、
傾き、点灯できない状況が続いているそうです。



歯舞群島は、ほぼ平坦な低い大地のようです。

振り返って根室半島側を見ると、ここも低い台地状になっています。



【歯舞群島から根室半島を見ると、同じように低い台地に見えるのだろう】




北方領土に対する人々の思いが、数多くのモニュメントになっています。

















ひときわ高くそびえる施設です。

きっとレーダーサイトに違いないと思ったら、違いました。

1987年にあの笹川良一氏によって建設された、観光展望タワーでした。

。。。。



【オーロラタワーと呼ばれている。 現在休業中】




根室市内の戻り、日本最東端の駅を訪ねました。



【根室駅のひとつ手前、東根室駅】




【無人駅 終点根室駅方面】




【釧路へ 西和田駅方面】




ここから、約2時間かけて、摩周湖へと向かいました。


摩周湖といえば、1994年に訪れましたが、

霧の摩周湖で、全く何も見えなかったことを思い出します。



【26年の歳月を経て、その姿を現した摩周湖 エメラルドブルーが美しい】




【寝そべっても見られる】




【摩周湖に浮かぶカムイシュ島と、後方に斜里岳】




展望レストランで、弟子屈ラーメンを食べようと思ったら、残念ながら売り切れ。

こうなると、なんとしてでも食べたくなるものです。


摩周湖をあとにして弟子屈町に向かいます。



【おお、弟子屈ラーメン総本店ではないか】




【弟子屈味噌ラーメン ごちそうさまでした】




中標津空港に向かう途中で、開陽台に立ち寄りました。



【標高270m程の小高い山の上にある】




【もしかすると、地平線を眺めたのは、初めてかもしれない。】




マス目状に「格子状防風林」が見えます。

開拓をしてきた先人の努力に頭が下がります。



【根釧台地の格子状防風林 その規模の大きさに圧倒される。】




【知床の山々】




【格子状防風林と国後島】




開陽台からの国後島を目に焼き付け、中標津空港へと向かいました。



【夕日がまぶしい、中標津空港 本日霧の心配なし。】





余 談


【路上のシカ注意表示】




【前日、このあたりを通ったのは、17:00頃 ピークの真っ最中 知らなかった。】




「シカ注意」だって、などと笑いながら話してましたが、実は、危険な状況であったわけです。

知らぬが仏とは、このことですね。

仏様のご加護で、災難を免れました。




ということで、本土最東端への視察を終えました。



本当に考えさせられることが、たくさんありました。




おしまい


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