
長崎の鐘 2025.1.9〜10
なんとなく、西九州新幹線に乗ってみたい
などと、考えていた。
安い航空券も取れたし、さっそく実行に移す。
2025年1月9日
この冬一番の寒気が訪れ、
大荒れの日本海側をたいした揺れもなく
福岡空港に到着した。
【博多・武雄温泉間は、在来線「特急リレーかもめ号」】

【「特急リレーかもめ号」は、JR九州の「特急つばめ]の転用だった。】

【やっと探し当てた「トルコライス」 冷たいと、何ともまずい】


武雄温泉駅までの82q 約1時間、呑み鉄を楽しんだ。
【武雄温泉駅発 かもめ29号 長崎行き】

【車内は、2列×2列でゆったりとしている】


長崎駅まで、70q 約30分の乗車であった。
本日のお宿は、ANAクラウンプラザホテル長崎グラバーヒル

ホテル脇の坂道を上り詰めると、大浦天主堂
【16時頃で、観光客も少ない】


キリシタン博物館などを、ゆっくりと見学した。
【17時近くなったので、大浦天主堂をあとにした】

とその時、どこからともなく鐘の音が
「ゴーーーーン」
あっ、長崎の鐘だ!!
んっ!?お寺の鐘の音?
大浦天主堂の外に出ると、
【真宗大谷派法嶺山妙行寺(みょうぎょうじ)】

【入っていくと 正面に鐘楼が】


【墓地の向こうに大浦天主堂】

あの鐘は、こちらのお寺様の鐘の音だった。
大浦天主堂に鳴り響く、真宗大谷派の鐘の音。
長崎の鐘というと、「カラン・コロン」
長崎の宗教というと「キリスト教(キリシタン)」
と、勝手にすり込んでいた、自分の認識を反省した。
キリシタンとして、かたくキリスト教を守ってきた人もいるが、
仏教徒として、かたく仏教を守ってきた人もいたわけである。
長崎県文化振興・世界遺産課のホームページによれば、
長崎教区のカトリック信者は、人口の4.4%だそうだ。
意外と少ないことに驚く。
【大浦天主堂前のレストラン トルコライスの蘊蓄が・・・何かこだわっている】

今夜は、中華街で夕食としよう、ということで、
路面電車に乗って、新地中華街へ行った。
何とも小ぶりな中華街で、人通りも少ない。
【ちゃんぽんや皿うどんを美味しくいただいた】

1月10日
昨夜から少し雪が降ったようだ。
朝食後、少し散歩をした。
グラバー邸の上のように行くと、道路にも薄らと雪がある。
【快晴だが、屋根には雪がある】

滑る坂道を気をつけながら歩いた。
【グラバー邸第2ゲートから続く、垂直エレベーター】

垂直エレベーターを降りると、
グラバースカイロード 斜行エレベーターが待っていた。
【斜行エレベーター5階乗り口】

【斜行エレベーター内部 こうして、1階まで降りていく ほぼケーブルカー】

【下から見ると、こんな感じ】

この、無料の二つのエレベーター
大観光地グラバー邸へのプロムナードになっているのだろう。
坂道をたくさん歩いて、ホテルに戻り、チェックアウトした。
長崎駅に荷物を置き、坂道散策に再度挑戦した。
【日本二十六聖人殉職記念碑】

【聖フィリッポ西坂教会 ほぼ、ガウディ】

【福済寺 何とも中国的】

長崎文化博物館などを見学して、長崎駅に戻った。
【串揚げ定食をいただいた】

来た時と逆コースで、博多駅に戻り、


荒天の雲の上をあまり揺れずに、新潟空港に到着したとさ
めでたし めでたし
