back

ビールとお城とモーツァルトの旅 その5 2019.9.5〜9




 2019年9月8日(日)

 ミュンヘン滞在最終日となった。

 「エアポート・シティ一日乗車券」を購入し、ミュンヘン市内を観光して、ミュンヘン空港に行く予定である。

 ホテルのチェックアウト後、荷物を預かってもらい、早速出かけた。少々雨模様である。

 ローゼンハイマープラッツ駅の自動販売機で、「エアポート・シティ一日乗車券」を探したが、メニュー画面に出てこない。仕方がないので、普通のチケットを購入して乗車した。マリエン広場駅やミュンヘン中央駅の自動販売機でも探したが、見つけることができず、購入を諦めた。

 この、乗車券自動販売機には、いくつかの問題があると思う。このことについては、総集編で詳しく述べるつもりである。



 さて、乗車券自動販売機とばかり格闘していても仕方がないので、観光に出かけることにする。

 初日に通った道とは逆に、ミュンヘン中央駅からマリエン広場方面へと向かった。



【カールス門 所々にこのような門があり、中世ヨーロッパを感じさせる。】




 ミュンヘンで最も有名なフラウエン教会。タマネギ型の双塔は、高さが100mある。
 市内では、この高さを超える建物を建築してはいけなかったとか。



【フラウエン教会の双塔 南塔は、工事中】




【レンガ造りのフラウエン教会 重厚な扉】




 バイエルン国立歌劇場とレジデンツが広場を挟んで並んでいる。

 ガイドブックによると、ミラノ・スカラ座、ウィーン国立歌劇場と並び、ヨーロッパ三大歌劇場だとか。あれ、パリのオペラ座は、どうした?

 意外と質素なレジデンツ。14世紀末にヴィッテルスバッハ家によって建てられた、バイエルン国王の華麗な宮殿である。

 レジデンツを見学した。



【右:バイエルン国立歌劇場 左:レジデンツ】




【中庭を抜けた奥の赤いところが、チケット売り場になっている。】




【最初の部屋は、貝殻で装飾されている。ここで度肝を抜かれる。】




 大小様々な部屋が続く。レンガ造りの教会などもある。




































 ベルサイユ宮殿やシェーンブルン宮殿などと同じく、大変豪華な作りであった。多少規模が小さく知名度が低いせいか、観光客が少なく、落ち着いて見学できるのがよかった。



 12:00近くになったので、新市庁舎の仕掛け時計を見に行った。あいにくの雨模様となっていた。



【雨の中、大勢の人が待っている。】




【上下二段の仕掛け時計 上は、騎士の決闘 青白がバイエルン、赤白がロートリンゲン 当然バイエルンが勝つ。 下は、桶屋のダンス ただ回っているだけ。】




 仕掛け時計が終わっても、まだ人が残っている。すると、ブラスバンドの演奏が聞こえてきた。



【新市庁舎と、奥にフラウエン教会のタマネギ型の双塔が見える。】




【雨中の楽隊行進 曲間にドラムマーチもあり、なんだか懐かしい。】




 お昼も過ぎて、おなかも少々減ってきた。

 まだ頂いていない、ホワイトソーセージを求めて、レストランを探した。



つづく

back