
霧と風と馬の旅 その2 2022.8.27〜29
北海道の背骨、日高山脈が南の海に落ち込むところが、襟裳岬である。
「北の街ではもう・・・」などと歌いながら向かった。


本当に先端で、東の海も西の海も同時に見える。
まさに、「月は昇るし日は沈む」が体験できる。
かなり風が強く、風速10m/s以上の風が、年間260日以上も吹くという。
この日も、それほどではないが、かなりの風が吹いていた。
近くには、「風の館」という観光施設もある。
【岩陰に潜む 風の館】

「襟裳岬」という歌は、二つあった。
【風はひゅうひゅう 波はざんぶりこ 島倉千代子様】

【見えにくいが、北の街ではもう・・・ 森進一様】

【日高山脈が、海に落ち込んでいる。】

【その際先端】

【振り返ると、風の館が見える。】

本日のお宿は、えりも観光館。東側の海に面しており、風はそれほど強くない。
【今よみがえる、昭和の旅館 こういうの久しぶり】

久しぶりの昭和時代の旅館で、海の幸盛りだくさんの夕食を頂いた。
2022.08.29
今日は、久しぶりに天気が回復しており、日の出が見られそうだ。
4:30頃に目が覚めると、外は、随分と明るくなっていた。
本日の日の出は、4:51だという。新潟よりも、20分近く早い。
次第に赤く焼けてくる水平線、波頭を光らせながら押し寄せる波。


海に入って、昆布を刈っている人も見える。今刈ってきた昆布を広げて干している人もいる。


引き潮になったらしく、所々に岩礁が頭を出してきた。
かなりの時間、ゆったりと眺めていた。
大自然に囲まれて、大自然の中で生きている人たち。そして、海・地球・太陽・・・。
こんなことを思ったのは、本当に久しぶりだった。
まるで、少年自然の家での体験のようだった。
旅館のご主人に、「久々の晴れだから、おまわりさんも元気出しているので、気をつけてね。」
という、貴重なアドバイスを頂いて、宿を後にした。
【いい経験をさせてもらいました。 えりも観光館の玄関】

襟裳国道336号線を海沿いに北西に進む。
途中には、昆布狩りをしている漁船が多く、また、砂利の上に干しているところも見られる。
浦河町役場前の交差点で止まったら、廃線駅舎が見えた。
2021.4.1日高本線、鵡川駅〜様似駅間が廃止になった。
その廃線内にある浦河駅だ。

【アップしてみると、】

しばらく進むと、国道235号線になっている。やや気になる国道番号である。
道の駅みついしで、日高昆布などを購入した。
このあたりからは、昆布風景から牧場風景に変わってくる。
新冠村の、道の駅サラブレッドロード新冠では、ハイセイコーのモニュメントが目を引いていた。

サラブレッド銀座と呼ばれる道の両側には、競争馬の牧場が続く。
【新冠 サラブレッド銀座 うーん、そういうネーミングか】


【アップにしてみると、いるいる・・・お馬さんたち】

優駿メモリアルパークには、オグリキャップの等身大の銅像が迎えてくれた。
【大きいね】

【賞の数々】

【あっ オグリキャップの墓碑だ】

【あっ ナリタブライアンの墓碑だ】

【あっ ニンジンだ】

ここでの狙いは、まーちゃんに帽子「オグリキャップ」をお土産に買うこと。
でも、残念ながら売り切れだとか。仕方ないので、オグリキャップマスクにした。
平取町立二風谷アイヌ文化博物館(びらとりちょうりつにぶたに)に行った。
映像資料など、とてもわかりやすく,良かった。


平取町で昼食をとって、千歳へと向かった。
途中、以前利用したレンタカー会社の位置などを確かめながら進み、
千歳市内の道路を把握できて、満足のKであった。
トヨタレンタカーに、2時間ほど早く返却した。
予想外に、2860円の返却があった。トヨタレンタカー、気に入ったぞ。
ということで、新千歳空港で、味噌ラーメンを食べ、機上の人となった。
こうして、Kの250回目の飛行機搭乗をお祝いして、CAさんから記念撮影をしてもらったとさ。

めでたしめでたし
