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哈爾浜・長春の旅 その5 2017.6.23〜26


6月25日(日)

本日の予定:午前中、長春市内散策  長春駅発 13:54 新幹線で哈爾浜西駅に向かう。 ハルビン空港近くの藍天賓館に宿泊



 今朝の長春は、曇り空のようだ。日曜日の朝ということで、人の数はそう多く見えない。




【都市計画がきちんとした街らしく、駅前のアパート群が整然と並んでいる この辺りも近々再開発されるのだろう】




・愛すべき中国人たち8  早朝勤務

よく見ると、もうすでに屋台が営業していた。

昨夜、この通りを通った。大勢の人たちがここで飲食していた。衛生面を考えて、とてもここで食事をしたり、食料を購入したりすることはできない。



【早朝から開店 たくましくも、勤勉?な中国人たち】




7:00 29階にあるレストランで朝食をとる。

ここは、とても清潔で、解凍したライチなどもいただいた。

チェックアウトが12:00なので、11:30までには戻る予定で、旧満州国時代の建物などを見るために、出かけた。



長春大和旅館(長春春誼賓館)は、長春駅南広場をはさんで、宿泊したホテルの反対側にある。



【中央のビルが、宿泊した長春国商酒店】




【右に目を移して、長春駅 駅前南広場は、工事中】




長春大和旅館

哈爾浜大和旅館に比べ、かなり堂々とした建物だ。



【長春大和旅館だった長春春誼賓館】




中をのぞかせてもらった。結婚式の写真撮影をしているようだ。



【エントランスホール かなり現代的に改装されている 中央階段や壁画などは当時のものであろう】




【ホールから延びる廊下は、当時のままのようだ】





長春駅から南下して、旧関東軍司令部を見に行く。



【勝利公園に立つ毛主席像 がれきの前に立つ風景にも慣れてきた】




【開通間近の長春地下鉄1号線 勝利公園駅】




旧満州国国防会館



【現在は、メディア関係の美術館になっているらしい】





さて、お目当ての旧関東軍司令部

ここは、満州国の実質的な支配をしていたところである。

日本のお城を模して造られているが、なんとなくしっくりこない。



【松と灯ろう風の門 紅色の塀となんともミスマッチ】






現在は、中国共産党吉林省委員会として使われている。

角を曲がった正面には、守衛がきちんと立っていた。

ちょいと写真を取ったら、強面の男性が飛び出してきたのが見えた。
さっとカメラを隠し、知らんふりして歩き始めたら、追いかけてはこなかった。

おおー怖・・・



【命がけの貴重な写真 左の門扉の向こうに衛兵がいる 右の門扉の向こうから、男が飛び出してきた】




その後も、追いかけてこないかと気になったが、あえてゆっくりと歩いて旧関東軍司令部を後にした。


途中、中国軍の施設があった。
入り口には、4人の衛兵が自動小銃を抱えて、身じろぎもせず立っていた。

ここでの写真は、超ご法度。瞼にだけ映像を残して、立ち去った。



9:30を過ぎ、だいぶ歩いたので、長春軽軌の3号線と4号線を乗り継いで、市内を一周して長春駅に戻ることにした。3元+2元で、乗り換え時間を含め、約1時間かけて一回りした。



【長春軽軌の3号線 西安橋駅のプラットホーム】




11:00にホテルに戻り、少々の休憩の後、チェックアウトした。前日支払ったデポジット200元を返してもらい、ホテルを後にした。



長春駅の切符売り場をのぞくと、長蛇の列だった。前日、哈爾浜西駅で10元払って切符を発行してもらっていたのが、大正解だった。

昼食は、長春駅地下のコンビニで買ったパンとドリンクにした。



改札まで時間があったので、ここでも中国人ウォッチングを楽しんだ。


・愛すべき中国人たち9  肥料袋おじさん

大きな肥料袋をカバン代わりに旅するおじさんたち。

その肥料袋の中からは、いろいろなものが出てくる。
このおじさんは、ソーセージを取り出して食べていた。

別の所では、キュウリに醤をつけて、丸かじりしているおばさんたちがいる。


中国旅行あるある大事典のオンパレードだった。



【笑顔の素敵な肥料袋おじさん 右側の兄さんは、さっきまで腹を出して眠っていた】




楽しいアトラクションを見た後、長春駅発13:54の新幹線、2等座に乗って哈爾浜西駅へと向かった。
2等座は、日本の新幹線と同じ3席―2席の配置で、3席の窓側から座った。


列車は、定刻15:08に、哈爾浜西駅に到着した。





つづく

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