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ベトナム・ハノイの旅 その4 2017.2.4〜7

2月6日(月)


早いもので、ハノイ滞在最終日を迎えた。

三泊四日の旅程とはいえ、最終日は飛行機内泊のため、ホテルをチェックアウトする。



この日は、一日をかけて、ハロン湾観光に向かい、その後夕食を取り、ハノイ・ノイバイ空港から帰国の途に就く。




ハロン湾観光


ハロン湾は、ハノイの東方約170qの所にある。
途中休憩をしながら、片道約4時間の行程である。







ハノイ近郊は、高速道路のように整備された道を走るが、1時間も走ると、田舎道になる。


田舎道といっても、中途半端に広い道で、うっすらと中央線のようなものが引かれている。

片側1車線分は、無理をすれば車2台が並んで走れそうな広さだが、一番右端は、バイク専用といってもいいくらいな状況である。
たぶん、路側帯や通行帯などという概念はないのだろう。


そこを、猛烈に追い越しながら走る。ちょっとでも対向車がなければ、二重追い越しもする。

正面の道路を見ていると、道路いっぱいに、左からバイク・車・車がこちらに向かってくる。

こちらの運転手は、パッシングライトを点滅させ、クラクションを鳴らしながら、自分の道の確保に努めている。
(記念に写真を撮っておけばよかったなあ)



途中にCanonなどの電子工業の工場団地があったが、日本人の従業員は、現地の運転手を雇用してハノイから通っているそうだ。
とても、日本の常識が通用しない運転マナーであるから、日本人は運転しない方が賢明である。



そのような、道を事故にあうこともなく、ハロン湾に到着した。



【船着き場には、たくさんの船が係留されている。】




【乗り口側が船の先頭、68番の船に乗る。】




【ゆったりと船に乗り、近づいてくる石灰岩の島々を眺める。】




【突然船が横付けをした。魚の行商だそうだ。】




【生きのいい?魚を売り、船内で調理してくれるという。せっかくだからということで、シャコとワタリガニ?を購入した。】




本日の昼食は、この船の中で、海鮮料理をいただく。



【白身魚のすり身の団子?】




【揚げ春巻き】




【白身魚の辛味あんかけ?】




【さっき購入したシャコの塩焼きも出てきた。おや、茹でガニはどこだ?】




そうこうしている間に、島々の中に船が入ってきた。

ここは、「海の桂林」と呼ばれている。確かに、どちらも絶景である。



【海の桂林=ハロン湾】




【本物の桂林 2007年8月17日撮影】




【今年は酉年。雄鶏と雌鶏】




【この日は少々風があって、波が立っていた。】




石灰岩といえば、鍾乳洞。ということで、小さな鍾乳洞にも入った。



【鍾乳洞のある島に上陸。その名を殿宮洞】




こうして、世界自然遺産ハロン湾の観光を終えた。


帰路も4時間かけて、ハノイに戻った。

途中の車窓からは、面白い風景をたくさん見ることができた。



【コメ作りの国ベトナム。水田が整っている。この辺りは二期作だそうだ。今、田植えを終えたばかり。】




【路上理髪店 大きな鏡がある。路上に数件の理髪店があった。】




【バナナの木とサトウキビとゴミと】




【牛があちこちにいる。放牧帰りと思われる。田んぼの耕しは、耕運機のようなものを使っていた。】




夕暮れのハノイ市内に戻り、最後の食事となった。

由緒ある(ような)レストランで、ベトナムフレンチをいただく。

まわりは、全部日本人のツアー客。みんな、同じ料理。



【少々ぼけているが、野菜サラダ。】




【豆のスープ】




【メインディッシュは、おさかな。キュウリに包まれた白身魚。】




【デザートは、バナナクレープ】




F:「みんなおいしゅうございました。」「脂っこくなく、さらっとしたいい味でした。」「フランスパンも、おいしかったです。」「果物も野菜もみんなおいしかったです。」



こうして、半袖の人もいる深夜のハノイを後にし、未明の仁川を経由して、昼前に極寒の新潟空港に降り立った。




現地滞在は短時間であったが、中身の充実したベトナム・ハノイの旅だったとさ。

めでたし めでたし




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