back


『てぶくろがいっぱい』
(フローレンス・スロボドキン 文 ルイス・スロボドキン 絵 三原 泉 訳/偕成社)






ネッドとドニーはふたごのきょうだいです。
ある日ドニーが赤いてぶくろの片方をなくしてしまいました。
お友達のジェイニーが見つけて届けてくれたのですが、それにも関わらず、近所の人たちが次々に赤いてぶくろをふたごの家に届けて来るようになったからさあ大変。
いつのまにかてぶくろがどんどん集まってしまいました。
そこでネッドが考え付いたあることとは・・・。

新年初の読み聞かせで5年生に読んできた本です。
5年生くらいになると、とてもお行儀良く静かに聞いてくれます。
それはいいのですが、静か過ぎて反応が今一つよくわかりません。
低学年だと即座に反応が返ってくるので、読み手としてはとてもやりやすいのですが。

なくした手袋と言えば、余談になりますが、落とし物名人のSHOWMAは雪の中に長いこと埋もれていた手袋を見つけてもらったことがあります。帽子も見つけてもらいました。絵の具箱も体操着の入ったバッグも、何と大学では時計まで!
みんな名前が書いてあったので、SHOWMAのだとわかって手元に戻ってきたのです。
やはり記名は大事ですね。でも最近は個人情報がうるさいから小学生もあんまり名前付けないのかもしれませんね。(名札も付けないようになってしまいましたから)
そうすると落とし物がなかなか戻らなくなりますね。困ったことです。


back