
タイ・バンコクの旅 その1 2017.12.9〜12
プミポン国王(ラーマ9世)の服喪の期間が終わり、治安も改善されているといわれる「タイ王国」に旅することにした。
【外務省 海外安全情報より 色が濃いほど危険 ベトナム編から転用】

今回の旅行の懸念材料は、もう一つ別にあった。
それは、朝鮮半島の情勢である。
大韓航空の「モーニングカーム」会員であるので、可能な限り仁川空港経由で旅をしたいと思っている。
ただし、このあたりは意見が分かれるところであろう。
果たして、新潟空港から仁川空港行きの便に、どれだけの人が乗るのであろうか。
などと、いろいろ考えていたが、そうなったらそうなった時の事。心配ばかりしていても何も始まらない。
と、情勢を楽観視して旅が始まった。
2017年12月9日(土)
新潟空港で、チェックインも終わり、ラウンジでくつろぎながら、大韓航空機の到着を待っていた。
ところが、なかなかその姿を見せない。
Flightraderで確認すると、新潟空港上空を何回も旋回している。何だか嫌な予感がした。
定刻よりも20分ほど遅れて、着陸したので、出国手続きをおえた。
国際線ロビーで待っていると、「機体整備のため搭乗が遅れます。」というアナウンス。
詳しい状況についての説明がない。何回か同じような意味不明のアナウンスがあったが、状況がつかめない。
そのうち、「クアラルンプールにご出発の○○様と同行の8名様、カウンターまでお越しください。」とのアナウンス。
たぶん乗継便への搭乗関係の説明だろうと察しがついた。
機体はどうなっているのかと見てみると、前輪の付近で作業をしている。
前輪系のトラブルで、新潟空港上空を旋回していたのであろう。
2007年3月の、高知空港のボンバルディア機の姿が脳裏をかすめた。
(多少の遅れはいいので、安全第一でお願いします)
詳しい搭乗時刻の説明もないまま、お詫びということで、ペットボトルのお茶が配られた。
結局、1時間ほど遅れて搭乗となった。
何と、機内は満席。人のことを言えないが、皆さん、朝鮮半島情勢心配ないのかな。
ということで、仁川空港で乗り換えると、次の楽しみが待っていた。
今回のバンコク便は、総二階建てエアバスA−380である。
【1階席、外壁パネルの下側が内側にカーブしている。ゆとりのある3-4-3席】

【この上に、アッパーデッキがある】

【翼の幅が半端でない】

巨大な飛行機に身をゆだね、6時間ほどの搭乗で、タイのバンコク、スワンナプーム空港に到着した。
今回のガイドさんは、女性のララリーさん。幸運なことに、今回も我々二人だけの参加だった。
どこかの格安旅行社と違い、専用車対応となった。
【本日からのお宿「レンブラントホテルバンコク】

12月10日(日)
ホテルの窓からは、夏を思わせる光が輝いていた。
【朝日がまぶしいバンコクの街並み ホテルの窓から(8F)】

今日は、バンコク市内の有名寺院と王宮を見学する予定である。
ガイドさん付きなので、気楽なものである。
早速「これ、気持ちです」と日本から持参したお土産をガイドさんと運転手さんに手渡した。
観光その1 エメラルド寺院と王宮
【エメラルド寺院(ワット・プラケオ)が見えてきた】

【経堂や仏塔が並ぶ いろいろな様式が混ざっている】

【きらびやかな金色の装飾】

【寺院を守る守護神ヤックとモック】

【きらびやかな装飾】

【台座を支える守護神】

【寺院を守るガルーダの像】

【本堂 エメラルドでできた仏像が祀られている エメラルド寺院という由来】

【釈迦の仏舎利に由来する百八つの塔】

【回廊の壁画 108の物語が描かれているとか】

【王宮 チャクリー宮殿】


何とも、絢爛豪華・種々雑多の統一感のないエメラルド寺院と王宮であった。
つづく
